愛媛大学 第三内科 日浅陽一先生

愛媛大学 消化器・内分泌・代謝内科学
主任教授 日浅陽一 先生

肝臓は食事からの栄養を代謝して全身に供給し、また不要なものを除去し、いざというときのために貯蔵する臓器です。
肝臓病と食事は密接な関係があり、肝臓に適した食事をすることが良い肝臓の状態を維持することにつながります。
タンパク質をおいしく補うことを意識していただき、必要があれば特に慢性肝臓病で不足しがちな分岐鎖アミノ酸を経口栄養剤で補給します。
さらに塩分を控えめにして、バランス良くビタミンとミネラル、抗酸化作用を持つ脂肪酸を補うことが理想です。
夏にふさわしく、また食べたくなる、栄養士が熟慮した彩りレシピをぜひお試しください。

Vol.2 初夏の彩りレシピ

3食分の栄養価

エネルギー 蛋白質 脂質 炭水化物 塩分 食物繊維
1542kcal 50.0g 32.2g 256.8g 5.9g 15.9g

監修:愛媛大学医学部附属病院 栄養部 部長 利光 久美子 先生
管理栄養士 若狭 麻未 先生
マーチャント・バンカーズ株式会社 愛媛大学ニュートリション事業部
責任者 川本 美奈子
料理長 大西 厚史

※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。