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労働慣行

社員全員が能力を最大限に発揮できる職場環境醸成のために、ワーク・ライフ・バランスの推進や労働安全衛生の強化に取り組んでいます。

人事戦略と人事諸制度

当社では、社員の能力開発ならびに企業活動全般に対する幅広い知識・視野を養うため、人材育成に資する戦略的ジョブローテーションを実施しています。部門横断的に人材の連携を強化することにより、直面する諸課題に迅速に対応しています。
また、当社にとっての最も重要な財産は人であるという考えに基づき、人事制度を策定しています。現在の人事制度は、「社員の成長と能力向上」に重点を置き、新中期経営計画の達成を強く推進するものです。
関連施策では、優秀な人材を再雇用により確保する「退職者再雇用登録制度(Welcome Back制度)」、仕事と育児・介護の両立支援を目的とした「勤務地限定MR制度」「週4日勤務制度」導入しました。今後は「在宅勤務制度」の導入を予定しています。当社は、これからも従業員一人ひとりが常に新しい発想と自らの意志で前に踏み出す積極性を持ち続けながら働くことができる職場環境を構築していきます。

教育研修による人材育成

当社では経営ビジョンを達成するため、教育研修制度と人事制度を連動させ、全従業員が個人の能力を最大限に発揮できるように取り組んでいます。研修プログラムの設計にあたっては、目指す人材モデルである「自ら考え、前に踏み出す人」「高い視座から変化を捉える人」「協働しながらともに成長する人」の育成を目的に、選定・構築しています。
具体的にはキャリア開発を目的とした年次・階層別マネジメント研修、キャリアデザイン研修、eラーニングや通信教育などの自己啓発支援、事業の国際化に対応するための語学研修や海外派遣研修など一人ひとりが成長できる環境を備えているほか、コンプライアンスやダイバーシティ&インクルージョン理解のための研修にも力を入れています。
また、新入社員の育成および次世代リーダーの養成を目的として、当社独自の取り組みである「フレッシャーズリーダー制度」を導入しています。本制度では、入社間もない新入社員が、若手先輩社員の企画する研修やイベントに参加しながら、様々なアドバイスを受けることによって「期待される人材像」や「仕事に取り組む姿勢」を自然に体得し、早期に自立した社会人となることを意図しています。同時に、フレッシャーズリーダーを担当する先輩社員にとっても多くの気付きを得る機会となっており、後輩指導力の向上につなげています。

女性活躍の推進

当社では、女性がいきいきと仕事に取り組むことができる職場環境を醸成しています。
妊娠・出産・育児を経ても活躍できるよう、勤務上の配慮や復帰サポートなど職場環境を整備し、継続就労を支援する体制を整えています。
今後さらに、働く女性がそれぞれのキャリアプラン、ライフイベントに合わせて長く働ける環境および仕組みを構築していきます。
また、優秀な女性が会社の意思決定の場に参画することは、企業力の強化を図るうえでの重要な施策の一つと考えています。現在13名の女性社員が経営職、高度専門職といった組織上の重要なポストで活躍しています。今後も女性社員を積極的に登用し、女性活躍の推進に努めていきます。

女性MRの割合のグラフ

労働時間の適正化に向けた取り組み

社員一人ひとりが健康でいきいきと働ける職場づくりを目指して、労使で協力し、労働時間の削減に取り組んでいます。労働時間については、研究者には「裁量労働」、営業外勤者には「事業場外労働」のみなし労働時間制を導入しているほか、時差出勤や変形労働時間制など業務内容に合わせた勤務形態を適用しています。超過労働については、2010年に超過労働削減推進委員会を立ち上げ、超過労働を原則として禁止する施策を現在も継続しています。やむを得ない超過労働は人事部への申請を行うルールを徹底し、超過労働の削減を推進しています。また、「年休の計画取得推進(パーソナルホリデー、ヘルシー休暇として個人が設定)」「年休の取得促進指導(昨年度付与分が5日以上残っている場合2日以上の取得を上長が指導)」「夏季やゴールデンウィークに設定する計画年休」など、さまざまな形で年次有給休暇の取得を促進する施策を実施しています。今後も超過労働の削減、年次有給休暇の取得促進に努め、労働時間の適正化に向けて取り組んでまいります。

育児・介護休暇制度

育児休業・育児短時間勤務制度実績のグラフ

多様な価値観を持った社員のライフスタイルに合わせ、各人の能力を十分に発揮できるよう働きやすい職場づくりに取り組んでいます。仕事と育児・介護の両立を目指し、さらなる制度の充実を図っています。
育児休業は、安心して育児休業を取得できる職場の応援体制があり、2010年度からはすべての産前産後休暇取得者が引き続き育児休業を取得し、その後100%全員が職場に復帰しています。

障がい者雇用の促進

わが国では、「障害者の雇用の促進等に関する法律」により、障がいの有無にかかわらずあらゆる人がその能力と適性に応じた雇用の場に就くことができるような社会の実現を目指して雇用対策が総合的に推進されています。当社も障がいを持つ社員の能力と適性に応じ、職場配置を行うほか、新たな雇用の場の創出にも注力しています。

労働安全衛生への取り組み

あすか製薬では、全社安全衛生基本方針を以下のとおり定め、社員一人ひとりの健康に配慮し、労働安全衛生に取り組みます。

◎2017年度全社安全衛生基本方針

  • 1.職場環境の点検と安全教育等を徹底し、業務上災害並びに通勤途上災害ゼロを達成する。
  • 2.交通安全教育や情報提供を強化し、安全運転の徹底を図る。特に社有車を使用する営業部門には、新卒MRへの安全運転のためのeラーニング、実技指導、各事業所での安全運転講習、交通事故撲滅プロジェクト活動による交通事故件数の減少を推進する。
  • 3.心身両面にわたる健康保持を図るため、総合的なメンタルヘルス対策の拡充、生活習慣病の予防対策、健康診断有所見者のフォロー対策、禁煙施策の推進を強化する。

全社安全衛生基本方針に基づき、事業所ごとに安全衛生諸活動を推進しています。
このうち、社用車の事故件数削減に向けての取り組みとして、特に事故の多い若年層のMRに貸与する社用車の安全性を高める装備が充実したものに切り換えたほか、事故内容を振り返る勉強会も実施しています。
また、業務上災害の未然防止に役立てるべく、職場環境の安全点検も定期的に行っており、社員同士が声を掛け合いながら、安全で快適な職場環境を目指しています。

社員の健康のために

<健康診断の充実>

社員の健康確保の一環として、社内で検討した検査項目を法定検査項目に追加して健康診断を実施しています。また、健康診断の結果をもとに産業医による保健指導を行うなど精密検査対象者に対しても積極的に働きかけており、健康増進につなげられるよう、産業医と連携しています。

<メンタルヘルス>

専門医に気軽に相談できるよう窓口を設置しています。近年はウェブコンテンツを導入し、法則化されたストレスチェックの実施以外にも、セルフチェックや24時間のカウンセリングが行える体制にしています。また、やむを得ず長期療養に至った社員に対しては、職場復帰のためのプログラムを用意し、専門医や各職場と連携をとりながら、リハビリ出社を通じて円滑な復帰が図れるようにサポートしています。