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研修コンテンツの種類とは?自社に合う選び方をわかりやすく解説

2026.09.07

「どのような研修コンテンツを用意すべきかわからない」「自社の課題に合う研修内容の選び方や作り方を知りたい」とお考えの研修担当者の方もいるのではないでしょうか。従業員の育成や組織力の向上を目指すうえでは、目的や対象者に応じた研修コンテンツの設計が重要です。
本記事では、研修コンテンツの基本的な考え方から、階層別・スキル別の種類、自社に合うコンテンツの選び方までを解説します。研修企画を検討する際の参考としてご活用ください。

研修コンテンツとは?基本的な種類と役割

研修コンテンツとは、従業員の知識やスキルを向上させる目的で提供される、教材やプログラムの総称です。これには、テキストや動画教材、集合研修で使われるスライド、eラーニングのコースなどが含まれます。企業が持続的な成長を目指すうえでは、従業員一人ひとりの知識やスキルの向上が重要な要素の一つです。研修コンテンツは、そのための学習機会を提供する手段として活用されています。

厚生労働省も職場における人材開発や学び直しの重要性について情報発信を行っており、企業による計画的な人材育成の取り組みが求められています。

出典:厚生労働省「人材開発

研修の目的を明確にしてコンテンツ設計を行う

効果的な研修コンテンツを企画するうえで重要なポイントの一つが、研修目的を明確にすることです。例えば、「新入社員にビジネスマナーを習得させ、スムーズな業務開始を支援する」「管理職のマネジメント能力を高め、チームの生産性を向上させる」といった具体的な目的が挙げられます。目的が明確であれば、どのような内容を、どのレベルまで教えるべきかというコンテンツの方向性が定まります。逆に見切り発車でコンテンツを用意してしまうと、研修自体が目的化し、研修内容と育成課題が十分に整理されないままコンテンツを作成すると、期待する成果に結び付きにくくなる場合があります。

研修コンテンツの主な提供形式

研修コンテンツの提供形式は、大きく分けて以下の3つがあります。それぞれの特徴を理解し、目的や対象者に合わせて適した形式を選択することが重要です。例えば、知識習得を目的とする場合はeラーニング、実践的な演習を重視する場合は集合研修など、研修目的によって適した形式は異なります。

【階層別】代表的な研修コンテンツの種類

企業では、従業員の役職や役割に応じて求められるスキルが異なります。そのため、多くの企業では階層ごとに求められる役割やスキルに応じて研修コンテンツを設計しています。
同じ内容の研修を全従業員に実施するのではなく、各階層に求められる役割や課題に合わせて内容を調整することで、研修テーマを選定しやすくなります。

新入社員向け研修コンテンツ

新入社員向けの研修では、社会人としての基礎を固めることが主な目的の一つです。学生から社会人への意識転換を促し、組織の一員として業務に必要な基礎知識や考え方を身につけることを目的としています。具体的には、ビジネスマナーやPCスキル、会社の理念や事業内容の理解を深めるコンテンツが中心となります。これらの基礎を学ぶことで、配属後の業務に必要な基礎知識の習得や、早期の業務理解につながることが期待できます。

中堅社員向け研修コンテンツ

中堅社員は、自身の業務を遂行するだけでなく、後輩の指導やチームの中核としての役割も期待されます。この階層向けの研修コンテンツでは、リーダーシップや問題解決能力、ロジカルシンキングといった、より応用的で専門的なスキルを強化することが目的です。自身のスキルアップを図りながら、チーム全体の成果に貢献できる人材の育成を目指します。

管理職向け研修コンテンツ

管理職には、チームや部署の目標達成に向けて、メンバーを率いるリーダーシップと組織を管理するマネジメント能力が求められます。研修コンテンツでは、目標設定の方法、部下の育成・評価、チームビルディング、労務管理といった内容が扱われます。管理職向け研修では、部署運営や人材育成に必要な知識・スキルの習得を目指します。また、経営目標と現場業務を結び付ける視点を養う内容が含まれることもあります。

【スキル・目的別】代表的な研修コンテンツの種類

階層別の研修に加えて、特定のスキル向上や目的達成のための研修コンテンツも活用されています。ここでは、代表的なスキル・目的別のコンテンツを紹介します。企業によっては、DX推進研修、リスキリング研修、ダイバーシティ研修などを実施するケースもあります。

汎用的なビジネススキルを学ぶコンテンツ

職種や業界を問わず、あらゆるビジネスパーソンに求められる基本的なスキルを学ぶコンテンツです。代表的なものに、コミュニケーション能力、プレゼンテーションスキル、タイムマネジメント、ロジカルシンキングなどがあります。これらのポータブルスキルを強化することで、業務を円滑に進めるための基礎的な能力の向上を図ります。

専門的な知識や技術を学ぶコンテンツ

特定の職種で必要とされる専門的な知識や技術、いわゆるテクニカルスキルを習得するためのコンテンツです。例えば、営業職向けの商談スキル研修、エンジニア向けのプログラミング言語研修、マーケティング担当者向けのデータ分析研修などが該当します。事業内容や職種に合わせて、業務に直結するスキルを学ぶことで、業務に必要な専門知識や技術の習得を支援します。必要となる知識や技術は職種によって異なるため、職務内容に応じた研修テーマの選定が重要です。

組織全体で遵守すべきルールを学ぶコンテンツ

企業のコンプライアンス(法令遵守)意識を高め、リスク低減や意識向上を目的として、多くの企業で全従業員を対象に実施されるコンテンツです。具体的には、情報セキュリティ、ハラスメント防止、個人情報保護などが挙げられます。定期的に研修を実施することで、従業員の意識を高め、コンプライアンス意識の定着や、適切な企業活動の推進に役立つと考えられています。
例えば個人情報保護に関する研修では、個人情報保護委員会が公表しているガイドラインを参考にしながら、社内ルールや運用方法を整理することも有効です。

出典:個人情報保護委員会「法令・ガイドライン等

研修コンテンツを準備する2つの方法

研修コンテンツを準備するには、自社で作成する「内製」と、外部の研修会社やeラーニングサービスを利用する「外部委託」の2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社の状況や目的に応じて、適した方法を選択しましょう。内製と外部委託のどちらが適しているかは、研修の目的や予算、社内のリソース状況によって異なります。

メリット・デメリット:コンテンツを内製する

コンテンツを内製する主なメリットの一つは、自社の理念や業務内容、課題に合わせた、オリジナリティの高い研修が実施できる点です。また、作成の過程で研修ノウハウが社内に蓄積されるという利点もあります。一方で、コンテンツ作成には多大な時間と労力がかかるほか、専門的な知識や教材作成のスキルが求められるというデメリットもあります。

メリット・デメリット:外部サービスを利用する

外部サービスを利用するメリットは、研修会社や教育事業者が作成したコンテンツを、自社でコンテンツを作成する場合と比べて、準備工数を抑えやすいことです。多種多様なコンテンツが用意されているため、自社の目的に合うコンテンツを選択しやすくなります。しかし、サービス利用にはコストがかかるほか、パッケージ化されたコンテンツが必ずしも自社の状況に合致するとは限らないというデメリットも考慮する必要があります。

自社に合う研修コンテンツを選ぶ際の3つのポイント

外部サービスを利用する場合や、数あるテーマの中からどの研修を実施するか選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

研修の目的や対象者に合っているか

まず確認したいのは、その研修コンテンツが自社の目的や対象者のレベルに合っているかという点です。例えば、実践的なスキル習得が目的なのに、知識のインプットに偏ったコンテンツを選んでしまっては期待する成果につながりにくくなる場合があります。導入前に、コンテンツのカリキュラムや対象者レベルを十分に確認することが大切です。

学習内容が実践的で業務に活かせるか

研修で学んだ知識やスキルが、実際の業務で活用しやすい内容かどうかを確認することが大切です。コンテンツを選ぶ際には、机上の空論で終わらない、実践的な内容になっているかを確認しましょう。具体的な業務シーンを想定したケーススタディや、ロールプレイングなどが含まれているコンテンツは、学習内容が定着しやすく、現場での活用に繋がりやすいです。

受講者が学習を継続しやすい仕組みか

特にeラーニングなどの自己学習型のコンテンツの場合、受講者のモチベーションを維持し、学習を継続させるための工夫が重要になります。一つのコンテンツが短時間で完結するマイクロラーニング形式であったり、学習の進捗を管理できる機能があったりするなど、受講者が無理なく続けられる仕組みが整っているかどうかも選定のポイントになります。リマインド機能や学習履歴の可視化機能なども、継続学習を支援する仕組みとして活用されています。

まとめ

本記事では、研修コンテンツの種類から選び方のポイントまでを解説しました。研修コンテンツを検討する際は、まず研修の目的を明確にし、自社の課題や対象者に応じた内容を計画的に準備することが重要です。内製と外部委託それぞれの特徴を理解したうえで、自社に適した方法を選択し、人材育成施策の企画や運用にお役立てください。

研修コンテンツは、目的や対象者に応じて適切なテーマや提供方法を選ぶことが重要です。特に健康経営や人的資本経営に関連する研修では、専門的な知識をわかりやすく伝えられるコンテンツを活用することが求められます。
当社では、健康リテラシー向上を支援する研修コンテンツとして、女性の健康課題、更年期、ワーキングシニアなどをテーマにした動画研修サービス「フェムナレッジ」のほか、体験型研修「月経ラボ」、カードゲーム型研修「メノポーズナビ」などをご提供しています。従業員向け研修や管理職研修のテーマをお探しの方は、ぜひサービス詳細をご確認ください。

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