文化祭や体育祭に修学旅行――。
友達と思い出をいっぱい作りたい!
でも、生理が重なったら…
お腹や腰が痛くなるし、漏れも心配。
そんな生理の不安を解消するために、
対処法を知っておきましょう。

ツラい生理痛でイベントに
参加できるか不安…
少しでも生理痛を
和らげるには?

ツラい生理痛でイベントに参加できるか不安

生理の心配といえば、まずは「生理痛」を挙げる子が多いのでは?
痛みをガマンして体を動かしたり、長時間立ちっぱなしになるのは本当にツラいですよね。
「生理痛はあって当たり前」とガマンしていませんか?
そんなときに役立つのが、鎮痛薬などのお薬。
おすすめは、痛みが出始めたタイミングで服用することです。

ツラい生理痛でイベントに参加できるか不安
産婦人科の先生

生理痛は個人差が大きく、人と比べることが難しいので、ガマンしがち。
お薬で痛みがラクになれば、大切なイベントを思いっきり楽しむことができますよ。
ただお薬が必要なほど症状がツラい場合、「月経困難症」の可能性も考えられるので、産婦人科の先生に相談してみましょう。

生理痛は個人差が大きく、人と
比べることが難しいので、ガマン
しがち。
お薬で痛みがラクになることで、
大切なイベントを思いっきり楽しむことができますよ。

ただお薬が必要なほど症状がツラい場合、「月経困難症」の可能性も考えられるので、産婦人科の先生に相談してみましょう。

立ちっぱなしなどによる
血流悪化を防ぐことも大切

血液の循環が悪くなるとカラダが冷え、
子宮が過剰に収縮して痛みが増す原因になることもあります。
また、立ちっぱなしなどよるストレスも症状を引き起こす可能性が。
ストレッチをしたりして、少しでもカラダを動かすなど、
血流を促進させること
を心がけましょう。

ホットドリンクを選ぶようにしたり、
お腹や腰回りを
冷やさない服装で
でかけるようにすると◎

知っておきたい対処法2

知っておきたい対処法2

トイレへ行けるタイミングが
限られている…。

制服や体操着を
汚さないようにするには?

制服や体操着を汚さないようにするには

修学旅行や体育祭などのイベントに生理が重なったら、困るのがトイレ問題。いつでもトイレに行けるわけでもないし、制服や体操着が汚れたらどうしよう…。
安心してイベントを楽しむために、生理用品で工夫してみる、または事前に産婦人科医に相談してみると良いでしょう。

制服や体操着を汚さないようにするには
産婦人科の先生

生理用品はナプキンだけでなく、さまざまな便利なアイテムが登場しています。
夜用の長時間タイプのナプキンを利用してみる、ナプキンと経血吸水ショーツを合わせて使ってみるのも一つの手です。経血吸水ショーツに、タンポンまたは月経カップを組み合わせる選択肢もあります。
ただ、これらはより安心して過ごすための工夫です。
日中も夜用のナプキンを使わないといけないほど経血が多い場合、「過多月経」の可能性もありますので、産婦人科で相談してみましょう。

生理用品はナプキンだけでなく、
さまざまな便利なアイテムが登
場しています。
夜用の長時間タイプのナプキンを
利用してみる、ナプキンと経血吸水ショーツを合わせて使ってみるのも一つの手です。
経血吸水ショーツに、タンポンまたは月経カップを組み合わせる選択肢もあります。
ただ、これらはより安心して過ごすための工夫です。
日中も夜用のナプキンを使わないといけないほど経血が多い場合、「過多月経」の可能性もありますので、産婦人科で相談してみましょう。

汚れてしまったときには…

まずは保健室の先生、または女性の先生に相談してみましょう。
応急処置として、冷たい水で手洗いする方法があります。
お湯で洗うと血液がかたまりやすく、
汚れが落ちにくくなってしまうことがあるので、気をつけましょう。

貧血にならないか心配…
途中で早退しないように
するには?

貧血にならないか心配

生理がひどくて貧血気味。楽しみにしていたイベントなのに、早退なんてしたくないですよね。
早退せず、イベントを楽しむためにも健康診断で貧血や貧血傾向を指摘されたら、対策をしっかりしておきましょう。

貧血にならないか心配
産婦人科の先生

女性には月経という定期的な出血があるため、貧血になりやすいと言えます。「貧血」は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンという物質が少なくなった状態です。
ヘモグロビンは血流に乗って酸素をカラダのすみずみまで運ぶ働きをしています。
そのため、ヘモグロビンの量が低下するとカラダの組織に十分な酸素が行き渡らず、さまざまな不調があらわれてしまいます。
ライフステージとともに貧血になる原因は変わっていきますが、思春期の10代では、鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。鉄欠乏性貧血とは、摂取する鉄分の量よりも消費される量が多くなると起こる貧血です。

⼥性には月経という定期的な出
血があるため、貧血になりやす
いと言えます。「貧血」は、血液
中の赤血球に含まれるヘモグロビン
という物質が少なくなった状態です。
ヘモグロビンは血流に乗って酸素をカラダのすみずみまで運ぶ働きをしています。
そのため、ヘモグロビンの量が低下するとカラダの組織に十分な酸素が行き渡らず、さまざまな不調があらわれてしまいます。
ライフステージとともに貧血になる原因は変わっていきますが、思春期の10代では、鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。鉄欠乏性貧血とは、摂取する鉄分の量よりも消費される量が多くなると起こる貧血です。

ヘモグロビンヘモグロビン

他にも、ヘモグロビンの量とは関係なく、立ちくらみが起こる「脳貧血」などもあります。
生理による出血でカラダの血液量が減り、血流が悪くなると、脳への血液も減ってしまうことが原因です。
経血量が多いと、より症状が起こりやすくなります。
さらに、生理中は生理痛などの体調不良によるストレスで、カラダの働きを調整する神経のバランスも崩れやすく、症状が悪化しやすくなるので、注意してください。

貧血の予防と対策の
鍵は以下の2つ

赤血球・ヘモグロビンを作るために
必要な栄養素を補給する

生理で失われる血液の量を減らす

赤血球・ヘモグロビンを作るために役立つ栄養素赤血球・ヘモグロビンを作るために役立つ栄養素

チェックしてみてね!

チェックしてみてね!

大切なイベントを
思いっきり楽しみたいから。

生理の不安を
解消するための
対処法を知っておこう!