

症状にお困りのときは、我慢しないで早めに医師に相談し、治療を始めましょう。更年期障害の治療法にはカウンセリングや運動・食事療法、漢方療法などのほか、ホルモン補充療法(HRT)が行われています。
ホルモン補充療法(HRT)とはエストロゲンを補うことで、更年期障害を改善する治療法です。ほてり、のぼせ、発汗などといった代表的な症状に大変高い効果を示します。
HRTにはいくつかの方法があります。通常、子宮のある方は子宮体がんを予防するために、黄体ホルモンという女性ホルモンを一緒に使用します。
HRTに使用されるお薬には内服薬(のみ薬)と経皮薬(貼り薬、塗り薬)があり、それぞれの特徴は下記の通りです。最近ではエストロゲンと黄体ホルモンの両方を含む新しいタイプの貼り薬も登場し、HRTに使える薬剤の幅も広がっています。

これらの多くはHRTを続けていくうちに自然に治まることが多く、薬の種類を変えることでも、対処できます。
これらの症状が現れたからといって自分の判断でHRTを中止せず、必ず医師にご相談ください。
●乳がん
5年未満のHRTは乳がんになるリスクを高めないといわれています。ただし、それ以上使用する場合は若干リスクが高まる可能性があります。
●子宮体がん
エストロゲンと黄体ホルモンを同時に服用すれば発生率が高くなることはありません。