
動悸・のぼせの原因は?
男性更年期障害の可能性も
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#テストステロン #男性ホルモン
「最近、とくに理由なく動機や息切れが起こる」
「気温が高くないのにのぼせることがある」
このような体調の変化は、男性更年期障害(LOH症候群)による症状の可能性があります。
更年期は女性特有の不調というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、働き盛りの男性にも起こりうるものです。
今回は、動悸やのぼせでお悩みの方のために、男性更年期障害の予防・改善方法や、急な動悸・のぼせに襲われたときの対処法などをご紹介します。
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動悸・のぼせは男性更年期障害の可能性あり

男性更年期障害は一般的に認知されにくい問題ですが、更年期に現れる身体の変化について理解し、早期からの予防や改善につなげましょう。
男性更年期障害とは
男性更年期障害、またの名をLOH症候群とは、主に中高年の男性に見られる一連の症状群です。
身体的な面では、持続する疲れや活力の低下、性欲の減退、勃起に関する問題、睡眠障害、筋肉のこりといった症状が特徴です。
精神的には、気力の欠如、注意力や集中力の散漫、易怒性や抑うつ傾向などが挙げられます。
現代社会では、この状態にある男性は約600万人に上ると推定されています。
これらの症状は、男性の生活の質に大きく影響を与える可能性があります。
動悸・のぼせ等の男性更年期障害の原因とは
動悸やのぼせなどの男性更年期障害は、主に男性ホルモンの減少に起因します。
このホルモン低下は、不安感の増加、意欲・記憶力・性欲の著しい低下、筋肉強度や骨密度の減退など多方面に影響を及ぼします。
特に、持続的な高ストレス状態は、脳が精巣へのホルモン生成指令を停止させ、ホルモン減少を引き起こす主要因の一つとなっています。加えて、男性ホルモンには肥満抑制の役割もあり、その低下は内臓脂肪の増加や生活習慣病のリスクを高めることが指摘されています。
このように、男性更年期障害はホルモンバランスの変化とストレスが深く関与する複雑な状態であり、多岐にわたる症状を引き起こすのです。
女性と比べ、男性は性ホルモンの分泌量が徐々に減少していくため、更年期障害の発症に気づきにくいのも特徴です。
すでに動悸やのぼせの自覚があり、少しでも体調がおかしいと感じる際は、一度クリニックに相談するとよいでしょう。
動悸・のぼせに悩まされる男性は要チェック!男性更年期障害の自己診断

男性更年期障害の自己診断には「AMSスコア」を用います。病院での問診など、国際的に使用される信頼度が高い方法です。
下記の項目を、症状なし(1点)〜非常に重い(5点)で点数をつけていき、合計点数を出します。
症状 | 症状なし | 弱い | 中程度 | 重い | 非常に重い |
総合的に調子が思わしくない | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
関節や筋肉の痛み | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
ひどい発汗 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
睡眠の悩み(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない等) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
よく眠くなる、しばしば疲れを感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
いらいらする | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
神経質になった | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
不安感 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
からだの疲労や行動力の減退 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
筋力の低下 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
憂うつな気分 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
「絶頂期は過ぎた」と感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
力尽きた、どん底にいると感じる | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
ひげの伸びが遅くなった | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
性的能力の衰え | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
早朝勃起の回数の減少 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
性欲の低下 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
算出した合計点数から、男性更年期障害の重症度が次のようにわかります。
50点以上 | 重度 |
37点〜49点 | 中等度 |
27点〜36点 | 軽度 |
26点以下 | 症状なし |
中等度〜重度の方は、早めに病院で診察を受けることをおすすめします。
※引用元:日本泌尿器科学会/日本Men’s Health医学会/「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会「加齢男性性腺機能低下症候群 診療の手引き」
動悸・のぼせを感じる男性へ!毛髪10本からテストステロンの数値がわかる「ホルモン量測定キット」
動悸・のぼせの症状が見られる方は、男性ホルモン量が低下しているのかもしれません。
あすか製薬メディカルでは、髪の毛たった10本※1から男性力※2を可視化できる「ホルモン量測定キット」を開発しました。
ホルモン量測定キットは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」の量を測定できるキットです。
テストステロンは更年期障害による動悸・のぼせを予防してくれるだけでなく、
- 生活習慣病の予防やアンチエイジング
- 筋力アップを促す
- 日々のバイタリティーやモチベーションを向上させる
- 性機能を向上させる
など、健康維持や体つき・思考性を作るのに非常に重要な役割を果たしています。
使い方は簡単3ステップ!
- 後頭部の髪の毛10本※1を採取
- 採取した検体を袋に入れる
- ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ
3分ほどで簡単に完了します。
結果レポートでは下記のことがわかります。
- 男性力の指標となるテストステロンの数値
- 男性力のレベルを4段階で評価
- あなたへのアドバイスや男性ホルモンを増やす方法など、男性力アップに役立つ情報
「動悸・のぼせが定期的に起こる」という方は、ぜひ一度ホルモン量測定キットをお試しください。※3
※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上採取してください。
※2 男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※3 本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。
男性更年期障害症状の予防・改善方法

男性更年期障害は男性ホルモン(テストステロン)を増やすことで予防・改善が期待できます。
- 運動を習慣化する
- 十分な睡眠を取る
- 栄養バランスのよい食事を心がける
- ストレスを解消する
- 新しいことにチャレンジする
- クリニックを受診する
順番にチェックしていきましょう。
①運動を習慣化する

筋トレやウォーキングなど、適度な運動はテストステロンを増やすとされています。心身の健康維持のためにも、運動を習慣化しましょう。
有酸素運動、無酸素運動どちらでも構いません。
ただし過剰な運動は厳禁です。オーバーワークは、肉体的・精神的なストレスによりかえってテストステロン値を低下させる要因になります。
テストステロンを増やすためには、心身ともに心地良さを感じられる程度の運動にとどめることが大切です。
②十分な睡眠を取る

テストステロンは睡眠中に分泌量が増えるといわれているため、十分な睡眠時間を確保することも大切です。
5時間未満の睡眠を1週間続けることで、テストステロン値が10〜15%程度低下した※という研究結果もあるため、最低でも6〜7時間の睡眠時間を確保したうえで良質な睡眠をとりましょう。
※参考:UChicago Medical|Sleep loss lowers testosterone in healthy young men
男性更年期障害になると、夜中に汗をかいて目が覚めるなど睡眠が妨げられることもありますが、以下のような工夫で睡眠の質を高めてみてください。
- 午前中に太陽の光を浴びる
- 寝る前のカフェインや飲酒は控える
- 寝具を清潔かつ快適なものにする
夜中に起きてしまったら、スマホを見ない、トイレに行くときに電気をつけないなどの工夫も有効です。
なるべく目に光が入らないようにし、その後もスムーズに眠りにつけるよう心がけましょう。
③栄養バランスのよい食事を心がける

テストステロンを増やすために、栄養バランスのよい食事で体調を整えていきましょう。
テストステロンの原料となるコレステロールやテストステロンの分泌を促す亜鉛など、積極的に摂取したい栄養素を以下にまとめます。
コレステロール(肉や魚、卵) | コレステロールは脂質の一種で、テストステロンの原料になる |
亜鉛(牡蠣や豚レバー) | 亜鉛はテストステロンの分泌を促す |
DHEA(ヤマイモや自然薯) | DHEAはテストステロンの原料 |
ビタミンD(きのこ類) | ビタミンDはテストステロンの分泌を促す |
ビタミンK(納豆や海藻、緑黄色野菜) | ビタミンKはテストステロンの分泌を促す |
なおコレステロールの摂取量の目安に明確な基準はありませんが、取り過ぎは肥満や動脈硬化などの原因になるため偏った食事は禁物です。他の食材と合わせて適度に摂取しましょう。
また、亜鉛は不足しやすいので積極的な摂取をこころがけましょう。
日本人の食事摂取基準(厚生労働省)によれば、亜鉛の1日の摂取推奨量は成人男性で11mgです。
牡蠣であれば大きいものを4粒程度、卵であれば10個程度が目安となります※。
食事だけで1日11mgを摂取するのは難しいので、サプリメントを活用するのもよいでしょう。
④ストレスを解消する
ストレスはテストステロンの分泌を妨げてしまうため、自分なりのストレス発散方法をいくつか持っておきましょう。
たとえば以下のようなストレス解消法があります。
- 趣味に没頭する
- 日光浴で自律神経を整える
- 瞑想で脳をリラックスさせる
- 遠出してリフレッシュする
- 適度に運動する
とくに運動で気持ちの良い汗をかくことは、快眠やテストステロンの分泌促進にもつながるのでおすすめです。
⑤新しいことにチャレンジする
テストステロンを増やすには、チャレンジ精神を持ち続けて行動することも大切です。
テストステロンの分泌量には、精神面も関与しています。適度な興奮・緊張・競争心がテストステロンの分泌を促すため、
- 未経験の趣味やスポーツを始める
- 積極的に旅に出てみる
- 新たな恋愛を始める
など、生活に刺激やワクワクをもたらしてくれるようなことを始めてみましょう。
⑥クリニックを受診する

前立腺がんなどの既往症がある場合は、これらの治療法が適用されないこともあり、医師の指導のもとで適切な治療法を選択することが重要です。
急な動悸・のぼせに襲われたときの対処法
ここからは、急な動悸・のぼせに襲われたときの対処法をご紹介します。
- 落ち着いて深呼吸する
- ほてっている部分を冷やす
- 精油を嗅ぐ
なお、今回ご紹介するのはあくまで一時的に症状を落ち着かせるための対処法です。
深刻な症状が出ている場合は、すみやかにクリニックを受診しましょう。
倒れ込んで怪我をするなどの二次被害にならないよう、冷静な対処が求められます。
①落ち着いて深呼吸する


急な動悸・のぼせに襲われたら、まずは落ち着いて深呼吸をしましょう。
「しっかり吐く」を意識しつつ、ゆっくりと口から息を吐き出します。息を吐き出せたら、今度はゆっくりと鼻から息を吸い込みます。
息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませると、より深い呼吸ができるようになります。
これは「腹式呼吸」と呼ばれ、副交感神経が優位になることでリラックス効果が期待できます。
②ほてっている部分を冷やす


首筋や後頭部など、ほてっているところを保冷剤などを使って冷やすのもよいでしょう。
冷やすことで症状が落ち着く可能性があります。
外出中で保冷剤がない場合は、風にさらしたり、水で絞った冷たいタオルを当てたりしましょう。
③精油を嗅ぐ


精油を嗅ぐのも一つの方法です。精油の心地よい香りを嗅ぐと、嗅覚を通して自律神経に作用しリラックス効果をもたらすとされています。
動悸やのぼせに襲われたときに精油を嗅げば、気持ちが落ち着き症状の緩和につながるでしょう。
動悸・のぼせと男性更年期障害に関するよくある質問


最後に、動悸・のぼせは男性更年期障害に関するよくある質問に回答していきます。
Q.男性更年期障害に伴う動悸・のぼせは何科を受診するべきですか?
内科もしくはメンズヘルス外来を受診しましょう。
問診や血液検査により男性更年期障害のおおよその進行度が把握でき、症状に合った治療法を提案してもらえます。
Q.動悸・のぼせに漢方は効果的ですか?
軽度な男性更年期障害によるものであれば、漢方での改善が期待できます。体の調子が整うことで、動悸・のぼせの症状が出にくくなる可能性があります。
ただし漢方に即効性はありません。
効果には個人差がありますが、数ヶ月にわたり服用を続けないと変化を実感できない場合もあることを理解しておきましょう。
Q.不整脈も男性更年期障害が関係していますか?
一時的な不整脈は、男性更年期障害による動悸が関係している可能性があります。
ただし不整脈は別の疾患も考えられるため、男性更年期障害と決めつけるべきではありません。
動悸やのぼせ、めまいなど、異常がみられる場合は一度内科を受診してみるとよいでしょう。
Q.風呂でのぼせるのも男性更年期障害が関係していますか?
更年期障害が関係している可能性もありますが、単に長く入りすぎてのぼせているだけの可能性もあります。
長風呂は血液循環が活発になり、一時的なのぼせが生じやすくなるので注意が必要です。
Q.手の震えも男性更年期障害の症状ですか?
手の震えは男性更年期障害の症状の一つとされています。
ただし甲状腺機能亢進症や脳卒中など、重大な病気が隠れている場合もあるため、心配であれば一度内科を受診してみるとよいでしょう。
Q.男性更年期障害に終わりのサインはありますか?いつまで続きますか?
明確なサインはありません。一度症状が落ち着いても、ホルモンバランスが崩れれば再度症状が出現します。
必要以上に気構える必要はありませんが、食事を見直す、軽い運動を習慣にするなど、健康的な生活を心がけましょう。
Q.男性更年期障害に伴う動悸・のぼせは何科を受診するべきですか?
男性更年期障害に伴う動悸やのぼせの症状に対しては、メンズヘルス科または泌尿器科の受診が適切です。
これらの診療科では、問診と血液検査を通じて更年期障害の進行度を評価し、症状に応じた治療方針を立てます。
治療には、主にテストステロンのレベルを調整するホルモン補充療法や、症状に応じた漢方薬、抗うつ剤、ED治療薬などが用いられます。
特にテストステロン補充治療を行う際は、副作用のモニタリングや前立腺への影響を定期的に検査する必要があり、専門的知識を持った医療機関での治療が推奨されます。
まとめ

動悸・のぼせといった症状は、男性更年期障害の可能性が考えられます。ただし重大な病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。
運動習慣や食事の見直しで男性ホルモン(テストステロン)の分泌を促し、予防・改善に努めるのもよいですが、不調が続いて不安な場合は一度内科を受診してみるとよいでしょう。
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