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- バセドウ病について
バセドウ病とは
バセドウ病は自己免疫疾患のひとつで、甲状腺を刺激する抗体(TRAb、TSAb)が原因で甲状腺ホルモンが過剰につくられる病気です。
甲状腺ホルモンはからだの新陳代謝を促しますが、多すぎると心臓や肝臓などのいろいろな臓器に負担がかかり、頻脈や高血糖の原因にもなります。また、骨のカルシウム量が減って骨粗鬆症になることもあります。
バセドウ病が十分にコントロールされていない状態で妊娠した場合、流産や早産、妊娠高血圧症候群を起こしたり、おなかの赤ちゃんにも悪い影響を与えたりすることが知られています。早く診断を受けて、適切な治療を行うことが必要です。