
ミノキシジルを使用されているみなさま
ミノキシジルを安全にご使用いただくための重要なお知らせです。
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ミノキシジルとは
ミノキシジルは、米国の製薬会社アップジョン社(現在のファイザー社)によって開発された成分です。
もとは高血圧症治療のために開発されたもので、「ロテニン」という降圧薬の有効成分として用いられていました。
ロテニンを服用した人に多毛症状(体毛の量が異常に増える症状)が認められたことから、のちに薄毛治療薬としての転用を開始。
現在は世界90ヶ国以上で認可を受ける、もっともポピュラーな薄毛治療薬の一つとして知られるようになりました。
薄毛治療薬としての医薬品名は、成分名をそのままとって「ミノキシジル」と呼ばれます。ミノキシジルには外用薬と内服薬がありますが、国内で承認されているのは外用薬のみです。
ミノキシジル配合外用薬
ミノキシジル外用薬は、脱毛している頭皮に直接塗布して使います。
ミノキシジル外用薬は20歳以上であれば男女どちらでも使用できます。ただし、性別によってミノキシジルの推奨配合量が異なるため、男女兼用としては使えません。
通常、男性向けのミノキシジル外用薬はミノキシジル濃度が5%までとされています。医師が処方した場合に限り、10〜15%とより濃度の高い外用薬も使用可能です。
一方、女性の薄毛治療では濃度1%のミノキシジル外用薬が推奨されています。
参考:日本皮膚科学会|男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
ミノキシジル配合内服薬
ミノキシジル内服薬(通称ミノキシジルタブレット)は、薄毛治療薬としての認可は受けていません。
日本皮膚科学会のガイドラインでも、薄毛治療のために「ミノキシジルの内服を行うべきではない」としています。海外でも、ミノキシジル内服薬を薄毛治療薬として承認している国はありません。
参考:日本皮膚科学会|男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
ミノキシジルの使用方法
ミノキシジル外用薬は1日1〜2回、脱毛部位に塗布します。
使用の際は処方を受けたクリニックもしくは購入した際の添付書を確認の上、正しく使用してください。
容器本体を直接頭部にタップして、薬液を頭皮に塗布します。
ミノキシジル使用時の注意点
以下に該当する方は、ミノキシジルを使用できません。
- ミノキシジルを含む医薬品でアレルギー症状を起こしたことがある
- 20歳未満
- 壮年性脱毛症(AGA)以外の脱毛症
- 原因不明の脱毛症
ミノキシジルは、20歳未満の方への安全性が確認されておりません。
また、円形脱毛症や甲状腺疾患による脱毛症などは、ミノキシジル以外の治療法を用いるのが一般的です。自己判断でミノキシジルを使用することのないよう、ご注意ください。
ミノキシジル使用で起こりうる副作用には次のものがあります。
- 発疹
- かゆみやかぶれ
- 頭痛やめまい
- 心拍が速くなる
- 手足のむくみ
厚生労働省が行った調査によると、ミノキシジル含有量5%の毛髪外用薬の副作用発現率は8,82%だったという結果が報告されています。
これらの症状があらわれた場合、直ちに使用を中止して医師または薬剤師に相談してください。
ミノキシジルと他薬品の併用について
ミノキシジルを使用する際は、ほかの育毛剤や外用薬(軟膏や薬液など)の使用は避けてください。
理由は、ほかの薬剤を使うとミノキシジルの吸収に影響を及ぼす可能性があるためです。ほかの薬剤を使用する場合は、ミノキシジルは一旦使用を中止してください。
ミノキシジルの医療費について
AGA治療は、保険が適用とならない自由診療です。
したがって、AGA治療にかかるすべての医療費(ミノキシジルの購入代金を含む)はすべて実費となります。
自由診療は医療機関が費用を設定するため、ミノキシジルの代金は処方するクリニックによって異なります。
ミノキシジルにまつわるよくある質問
ミノキシジルに関して多く寄せられるご質問に回答いたします。
Q.ミノキシジル外用薬で初期脱毛は起こりますか?
起こる可能性があるでしょう。
初期脱毛は、AGA治療でヘアサイクルが正常化することで起こるものです。ミノキシジルの使用によりヘアサイクルが改善すれば、一時的に抜け毛が増える可能性があります。
Q.持病がありますがミノキシジルで薄毛治療はできますか?
甲状腺機能障害の持病がある方は、ミノキシジル使用前に医師または薬剤師へ相談が必要です。
その他持病がある方も、ミノキシジルの使用が持病の治療に影響がないかを専門医へ必ずご確認ください。
このページに掲載されている情報について
このページ内の情報は、あすか製薬メディカルが可能な限り調査および点検したものです。しかしながら、その確実性を常に保証するものではありません。また、医学的な判断については主治医の先生にご確認ください。
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