
ストレスは蕁麻疹の原因になる?
症状が出たときの対処法も解説
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#コルチゾール #ストレス
「蕁麻疹が出るのはストレスのせい?」
「蕁麻疹が出てかゆいときに、どう対処すればいいかわからない」
このように繰り返す蕁麻疹に悩まされている方もいるのではないでしょうか。
ストレス自体が蕁麻疹を引き起こすわけではありませんが、ストレスが蕁麻疹を起こしやすい状態にすることはあります。
今回はストレスと蕁麻疹の関係や、症状が出たときの対処法を解説します。蕁麻疹で身体を掻きむしってしまうという方は、ぜひ参考にしてください。
※ 本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。
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ストレスは蕁麻疹を引き起こしやすい状態にする

ストレスが蕁麻疹を直接引き起こすわけではありませんが、蕁麻疹が起こりやすい状態にしたり、症状を悪化させたりすることはあります。
また毎日のように繰り返される蕁麻疹は「慢性蕁麻疹」と呼ばれ、ストレスにより悪化することが多いといわれています。
※参考:日本皮膚科学会「Q9 ストレスが原因といわれましたが本当ですか?」
ストレスが蕁麻疹を悪化させる原因は、ストレスが溜まることで身体の抵抗力が落ち、蕁麻疹が出る閾値(症状が起こるのに最小の値)が下がるからだと考えられています。
閾値が下がると少しの刺激でも蕁麻疹が出るようになるのです。
蕁麻疹の原因(刺激)には、次のようなものがあります。
- 皮膚への刺激
- 急に温まる
- 急に冷える
- 汗をかく
- 日光に当たる
心身が元気なときは上記の刺激があっても、蕁麻疹が出ないこともあります。
しかしストレスが溜まっていると、上記をトリガーとして蕁麻疹が出る可能性があります。
蕁麻疹の原因
蕁麻疹は、突然体にかゆみのある赤い斑点が出てしまうよくある皮膚疾患です。原因は以下の通りです。
疲れ
睡眠不足などの疲労状態が続くと、自律神経が乱れ、免疫機能が低下します。
その結果、本来は体を守るはずの免疫細胞が、皮膚の細胞を攻撃してしまうと考えられています。
食品
近年、慢性蕁麻疹の患者が増加しており、その原因として食品が注目されています。
食品アレルギーを持つ人は、特定の食品を摂取すると、蕁麻疹などのアレルギー症状が現れます。
体温上昇や寒冷刺激、発汗
蕁麻疹のの原因として体温上昇や寒冷刺激、発汗が注目されています。
これらの刺激は、皮膚の血管を拡張させ、ヒスタミンなどのアレルギー物質を放出させてしまうと考えられています。
上記以外にも複数の要因が絡み合っていると考えられます。
蕁麻疹の特徴と見分け方

蕁麻疹とは皮膚が突然赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなく消える症状です。いわゆるミミズ腫れのようなものです。
多くの場合かゆみを伴いますが、人によってはチクチクとした刺激や焼けるような感じを伴うこともあります。
通常は数十分から数時間以内に消えますが、中には半日から1日くらい続くケースもあります。
蕁麻疹は膨らみ方や赤み、かゆみが虫刺されとよく似ており、区別がつきにくいことがあります。また、湿疹と蕁麻疹の区別がつかないという方もいるでしょう。
下記に蕁麻疹と虫刺され、湿疹の特徴をまとめました。
見た目・症状 | 症状の現れ方 | |
蕁麻疹 | ・膨らみどうしがくっついて、全体が平べったく膨らむことがある ・赤い輪のような形になることがある |
・突然現れ時間が経つと跡形もなく消える ・身体のあちこちに出る |
虫刺され | ・掻いていると浸出液で表面がジクジクする ・膨らみの数が増える場合がある |
・何日かしこりが残る場合がある |
湿疹 | ・皮膚がザラザラ、ガサガサしている ・水ぶくれができることがある ・赤いぷつぷつがある |
・徐々に症状が進行し、症状が一定期間続く ・発症した部位で症状が続く |
蕁麻疹は時間が経つと、跡形もなく消えるのが特徴です。一見虫刺されのように見えても数時間以内に消えるのであれば、蕁麻疹の可能性が高いでしょう。
症状が数日間続き、皮膚が荒れている場合は蕁麻疹ではなく湿疹だと考えられます。
蕁麻疹の種類
蕁麻疹は、様々な原因で起こる皮膚のトラブルです。ここでは、代表的な蕁麻疹の種類とその特徴や原因を分かりやすく紹介します。
慢性蕁麻疹
慢性蕁麻疹は、6週間以上続く蕁麻疹で、原因不明ながら、アレルギーや自己免疫などが関係していると考えられています。
急性蕁麻疹と同様のかゆみ、腫れ、赤みがあり、数週間以上持続するのが特徴です。
急性蕁麻疹
最も一般的な蕁麻疹で、数時間から数日で治まるのが特徴です。
食物、薬物、ペットの毛、ダニなどのアレルゲンが最も一般的ですが、ストレス、運動、日光、感染症なども原因となります。
アレルギー性蕁麻疹
アレルギー性物質への接触で起こる蕁麻疹で、アレルゲンへの暴露後すぐに症状が現れます。食物、薬物、ペットの毛、ダニなどのアレルゲンが原因です。
物理性蕁麻疹
物理的な刺激を受けた後に数分以内に、かゆみ、腫れ、赤みなどの症状が現れます。寒冷、温熱、日光、圧迫、振動、水など、様々な物理的な刺激が原因となります。
コリン性蕁麻疹
温熱刺激で誘発される蕁麻疹で、運動や入浴などで悪化するのが特徴です。体温が上昇することで、マスト細胞からヒスタミンなどの化学物質が放出され、症状が現れます。
血管性浮腫
皮膚の深い部分に起こる腫れで、まぶた、唇、舌などに現れることが多いのが特徴です。かゆみがない腫れで、数日から数週間持続することがあります。
薬物、感染症、自己免疫疾患などが原因となります。
蕁麻疹が繰り返し出るのはストレスが原因かも?「ホルモン量検査キット」でストレスを数値化してみよう
今まで出なかった蕁麻疹が急に出るようになり、症状を繰り返している場合はストレスが原因かもしれません。
ストレスが溜まると蕁麻疹が出る閾値(境目となる値)が下がり、少しの刺激でも症状が出るようになることがあります。
あすか製薬メディカルでは、髪の毛※1もしくは爪※2からストレスを見える化できる「ストレスホルモン量検査キット」を開発しました。
ストレスホルモン量検査キットは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種「コルチゾール」の量を測定できるキットです。
慢性的なストレスを感じると、コルチゾールの分泌も同じく増加します。
コルチゾール濃度が高くなると、不眠、免疫力の低下、脳を傷つけるなど心身に不調をきたすおそれがあるので、日々の健康管理のためには、ご自分のコルチゾール濃度を把握することが重要です。
使い方は簡単3ステップ!
- 髪の毛※1もしくは爪※2をカットする
- カットした検体を袋に入れる
- ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ
3分ほどで完了します。
結果レポートでは下記のことがわかります。
- ストレスホルモン「コルチゾール」の数値
- ストレスレベルを4段階で評価
- 改善点やアドバイス
蕁麻疹が出やすい方はストレスをチェックして、セルフケアにお役立てください。※3
※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上カットしてください。
※2 1週間程度伸ばした両手の親指の爪。ネイルをされている場合は、ネイルオフしていただく必要があります。
※3 分析結果は医師による診断のような医療行為ではないため、医師の診断を代替して使用することはできません。ストレスによる疾病が疑われる方は、必ず医師の診断を優先させてください。
蕁麻疹が出たときの対処法

蕁麻疹が出たときは、症状が悪化しないよう下記のような対処をしましょう。
- 患部をこすらない
- 患部を冷やす
- 入浴やお酒を控える
順番に解説します。
1. 患部をこすらない

蕁麻疹が出た部分をこすると症状が酷くなる可能性があるため、こすらないようにしましょう。
かゆみがあるからと患部を掻くと、蕁麻疹の範囲が広がったりかゆみが悪化したりします。
蕁麻疹はかゆみ物質「ヒスタミン」によって引き起こされています。
※参考:日本皮膚科学会「蕁麻疹が起こる仕組みを教えてください。」
皮膚をこすると刺激によってさらにヒスタミンの分泌量が増えるため、かゆみが広がるのです。
つまり、掻きむしって皮膚が荒れると少しの刺激でもかゆみが起こりやすくなり、ますますかゆみを我慢できなくなる悪循環に陥ります。
衣服によるこすれや圧迫も肌への刺激になるため、ゆったりとした服を着てかゆみが治まるまで安静にしましょう。
患部はなるべく触らないのが、症状を早く落ち着かせるコツです。
2.患部を冷やす

蕁麻疹が出たときは、患部を冷やすことでかゆみが軽減しやすくなります。
蕁麻疹によるかゆみは、ヒスタミンがかゆみ神経を刺激することで起こっています。患部を冷やすとかゆみ神経の興奮が治まるため、痒みが軽減されるのです。
患部を冷やすときは、下記のものを使うと良いです。
- 冷たい水で濡らしたタオル
- 氷を入れた袋や保冷剤をくるんだタオル
- 冷たいシャワー
氷や保冷剤を肌に直接当てると凍傷を起こす危険があるため、必ずタオルにくるんで使いましょう。
ただし寒冷刺激が原因で蕁麻疹が出た場合は、冷やすと逆効果になるため注意が必要です。
3.入浴やお酒を控える

蕁麻疹が出たときはお風呂や飲酒など、血行が良くなる行為は避けましょう。
血管が拡張すると血液の成分が血管の外に漏れ出しやすくなり、膨疹が広がる可能性があります。
また血管が拡張すると、血管の外に漏れ出したヒスタミンが血管周囲のかゆみ神経を刺激するため、かゆみが悪化するおそれがあります。
※参考:日本皮膚科学会「蕁麻疹が起こる仕組みを教えてください。」
蕁麻疹の治し方は?薬物療法がメイン

蕁麻疹の治療方法は、皮膚科での内服治療がメインです。
蕁麻疹はヒスタミンという物質が原因で起こるため、主に抗ヒスタミン薬や抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬を使用します。
抗アレルギー薬の副作用としては眠気を生じやすい、前立腺肥大や緑内障の悪化などがあります。
蕁麻疹の治療薬には外用薬もありますが、蕁麻疹を根本治療する効果は期待できません。
ただし、外用薬にはかゆみを抑える効果があるので、患部の掻きむしりを止めるのには有効です。
蕁麻疹を繰り返さないためにできること

蕁麻疹を繰り返さないためには原因を取り除くこと、ストレスや疲労を溜めないように生活習慣を見直すことが大切です。下記の方法を参考にしましょう。
- 蕁麻疹の原因を取り除く
- 栄養バランスに気をつけた食事をとる
- しっかりと休養をとる
- こまめにストレスを解消する
- 肌にストレスをかけない
順番に解説します。
1.蕁麻疹の原因を取り除く

蕁麻疹が出たときは、直前の行動に思い当たる原因がないか考えてみましょう。
【蕁麻疹の原因になり得る行動の例】
- 皮膚をこすった・掻いた
- 汗をかいた
- 冷たいものを触った
- お風呂に入った
- お酒を飲んだ
- 日光に当たった
- 特定の食材を食べた
など
蕁麻疹が出る直前の行動を思い出してみると、原因が見つかるかもしれません。
しかし、中にはきっかけがなく突然現れる蕁麻疹も存在します。原因がわからず蕁麻疹を繰り返す場合は、医師による診察を受けましょう。
2.栄養バランスに気をつけた食事をとる

蕁麻疹を繰り返さないためには栄養バランスの良い食事をとり、心身を健康に保ちましょう。免疫力を高め、刺激への閾値を高めることが大切です。
食事は主食と主菜、副菜を組み合わせた食事を心がけるとバランスが良くなります。それぞれの役割は下記のように分かれています。
主食 | 米、パン、麺類など穀類を主材料とする料理。 主に炭水化物の供給源。 |
主菜 | 肉や魚、卵、大豆製品などを使ったメインの料理。 主にタンパク質の供給源。 |
副菜 | 野菜や海藻などを使った料理。 主菜や主食に不足するビタミン・ミネラル・食物繊維などを補う。 |
必ずしも定食のような形でなくても構いません。
たとえばミートソーススパゲティーとサラダも、主食・主菜・副菜を組み合わせたメニューです。スパゲティーは主食でミートソースは主菜、サラダが副菜となります。
タンパク質や野菜・きのこ類を意識的に摂り、炭水化物ばかりの食生活にならなければ難しく考えすぎなくても大丈夫です。
蕁麻疹が出やすい方には免疫力を上げる食べ物がおすすめです。
抗酸化作用のある食べ物は免疫力を上げるといわれています。抗酸化作用のある栄養素と食材をまとめました。
栄養素 | 食材 |
ビタミンA | 緑黄色野菜(にんじん、モロヘイヤ、ほうれん草など) |
ビタミンC | 果物類(イチゴ、キウイなど)、緑黄色野菜(パプリカ、ブロッコリーなど) |
ビタミンE | ナッツ類(アーモンド、ヘーゼルナッツなど)、緑黄色野菜(かぼちゃ、ほうれん草など)、大豆製品(豆乳、豆腐、納豆など) |
リコピン | トマト、スイカ、柿、ピンクグレープフルーツ |
カテキン | 緑茶、紅茶 |
アントシアニン | ブルーベリー、ぶどう、なす |
緑黄色野菜や果物、大豆製品を毎日の食事に取り入れてみましょう。
逆に食事によって蕁麻疹が発症・悪化する場合もあります。蕁麻疹が出るときは下記の食材を避けるのがおすすめです。
- 青魚(サバやアジ)
- 肉類
- タケノコ
- 甲殻類(エビやカニ)
- 果物
- ソバ
など
青魚や肉類、タケノコ、果物はかゆみ物質「ヒスタミン」に似た物質が含まれている場合があり、それが刺激となって蕁麻疹を引き起こすことがあるようです。
また甲殻類やソバはアレルギーを起こしやすい食物です。普段はアレルギーが出なくても、体調によってはアレルギー性の蕁麻疹が出る可能性があります。
3.しっかりと休養をとる

疲労が溜まると蕁麻疹が出る閾値が下がり、少しの刺激でも症状が出る可能性があります。
蕁麻疹を防ぐにはしっかりと睡眠、休息をとって体を回復させることが大切です。
日常生活では以下のことに気をつけて過ごしてみましょう。
【休息】
- 疲れを感じる前にこまめに休憩をとる
- スマホを控え意図的にぼーっとする時間をつくる
- 湯船にゆっくり浸かる
- 空いた時間にストレッチや深呼吸を取り入れる
【睡眠】
- 睡眠時間を6時間以上確保する
- 毎日同じ時間に就寝・起床する
- 快適な寝室づくりをする
上記のことに気をつければ疲労が溜まりにくく、睡眠の質も上がりやすいです。休養をしっかり取って蕁麻疹が起こりにくい健康的な身体を目指しましょう。
4.こまめにストレスを解消する

過度なストレスが溜まると、少しの刺激でも蕁麻疹が起こりやすくなります。ストレスをためないことは難しいので、こまめに解消することが大切です。
ストレス解消法が思いつかないという方は、下記の方法を参考にしてください。
ストレス解消方法 | おすすめの活動 |
体を動かす、騒ぐことでスッキリする | ・バッティングセンターに行く ・ランニングをする ・ライブやフェスに行く ・みんなでお酒を飲む |
感情を表現してスッキリする | ・ノートに気持ちを書き殴る ・スカッとする映画を観る ・誰かにグチる |
なにかに没頭して現実を忘れる | ・旅行に出かける ・料理をする ・ドライブする |
心を落ち着けてリラックスする | ・好きな音楽を聴く ・自然に触れる ・マッサージを受ける ・瞑想をする |
ストレス解消では自分にあった方法を選ぶことが大切です。
こちらの記事ではストレス解消について、詳しく解説しています。
5.肌にストレスをかけない
肌にストレスがかかると、バリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなります。
そのため、蕁麻疹を繰り返さないためには、肌にストレスをかけないようにすることが大切です。
蕁麻疹に関するよくある質問

蕁麻疹に関するよくある質問をまとめました。
Q.蕁麻疹はどのくらいで治りますか?
蕁麻疹の経過について信頼できる調査報告はほとんど行われていませんが、多くの場合は一度きり、もしくは繰り返しても1ヶ月以内に起こらなくなるといわれています。
原因がはっきりしている蕁麻疹は、原因の刺激を避けている限り症状が起こりません。
しかし原因がはっきりしない蕁麻疹については、数ヶ月〜数年にわたり症状を繰り返すこともあります。
Q.蕁麻疹はどこに出やすいですか?
蕁麻疹は体表なら全身どこにでも発症しますが、特に以下のような皮膚が柔らかい場所に発症しやすいです。
- 頬
- 首
- 腹部
- 臀部
- 太もも
- 膝の後ろ
人によっては足の裏や手の甲、頭皮などにも発生します。
Q.大人の場合、どのくらいの蕁麻疹を目安に病院に行くべきですか?
数時間以内に消失する場合でも、1ヶ月以上繰り返す場合は病院に行きましょう。ほとんどの蕁麻疹は症状を繰り返したとしても、1ヶ月以内に起こらなくなるといわれています。
※参考:日本皮膚科学会「Q16 いつになったら治るのでしょう?」
1ヶ月を過ぎても症状が続く場合は、蕁麻疹が慢性化している可能性があります。慢性化し長い時間が経つと、治療をしても治るまでに時間がかかりやすいです。
Q.蕁麻疹が突然全身に現れた場合、何か病気が関係していますか?
蕁麻疹が突然全身に現れた場合、重篤なアレルギーが起こっている可能性があります。日常で起こる可能性があるアレルギーには、下記のようなものがあります。
- 食物アレルギー
- 薬剤アレルギー
膨疹とかゆみ以外に呼吸の苦しさや腹痛、下痢などの症状があればすぐに病院を受診しましょう。
Q.蕁麻疹に効く漢方はありますか?
蕁麻疹に効く漢方薬はいくつかあります。代表的なものは以下の通りです。
- 越婢加朮湯(エッピカジュツトウ):熱感や腫れを伴う急性蕁麻疹に効果的です。
- 十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ):慢性蕁麻疹に効果的です。
- 柴苓湯(サイレイトウ):慢性蕁麻疹の痒みに効果的です。
- 抑肝散(ヨクカンサン):ストレスや精神症状が関与している慢性蕁麻疹に効果的です。
- 桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン):赤ら顔でのぼせやすく、下腹に圧痛があるニキビやしみが多い方の蕁麻疹に効果的です。
Q.蕁麻疹は遺伝しますか?
一般的には、蕁麻疹は遺伝しません。
しかし、アレルギー体質は遺伝する可能性があり、アレルギー体質を持つ人は蕁麻疹を発症しやすい傾向があります。たとえ遺伝する可能性があったとしても、必ずしも発症するわけではありません。
Q.蕁麻疹の症状があるのですが、お風呂に入ってもよいですか?
蕁麻疹がある場合は、お風呂を避けるか、短時間でぬるめのお風呂に入りましょう。
温かいお風呂はじんましんを悪化させる可能性があるためです。
Q.蕁麻疹は癌の兆候と聞きましたが本当ですか?
内臓の病気が蕁麻疹の原因となることはありますが、ほとんどの場合関係ありません。
蕁麻疹が数時間以内に消え、それ以外の症状がなければ、すぐに癌を疑う必要はありません。
まとめ

ストレスが蕁麻疹の直接的な原因になることはありませんが、蕁麻疹を起こしやすくしたり悪化させたりすることはあります。
蕁麻疹を繰り返さないためには原因を取り除くことはもちろん、ストレスや疲労を溜めず心身を健康に保つことが大切です。
もし1ヶ月以上、蕁麻疹を繰り返すようであれば皮膚科の受診を検討しましょう。
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