男性の性欲はストレスで減退する?性欲低下の原因と対処法

男性の性欲はストレスで減退する?
原因と対処法

※本ページはプロモーションが含まれております

「以前よりも性欲が減った」という男性はストレスが原因かもしれません。

慢性的にストレスを感じると体内の働きが乱れて、性欲減退に繋がることがあります。

今回はストレスと性欲の関係や、性欲を取り戻すための対策方法を解説します。

性欲減退にお悩みの男性は、ぜひ参考にしてください。

※ 本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。

この記事を書いた人

みんなのホルモン研究所

編集部

みんなのホルモン研究所

編集部
AGAをはじめとした脱毛症について、専門家に実際に取材を重ね豊富な知識をもつ。
当メディアの運営ポリシーについて

もっと見る

ストレスで性欲が減退する仕組み

テストステロンの分泌経路

ストレスで性欲が減退する仕組みとして、ストレスの蓄積で分泌される「副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)」により、男性ホルモンが作られにくくなることが考えられます。

男性ホルモンは性欲と深く関係があるホルモンです。

通常、大脳が性的刺激を受けると男性ホルモンが分泌され、視床下部に刺激が伝えられます。するとドーパミンという興奮物質が分泌され、性欲が湧くのです。

男性ホルモン量が減少すると性的刺激が伝達されなくなるため、性欲が減退することがあります。

 

男女の性欲にはどんな違いがある?

 

男性は「身体的な快感を得たい」という動機で性欲が生じやすいのに対し、女性は以下のような感情的な動機で性欲が生じやすいといわれています。

  • 情緒的な親密さを経験し、さらに高める
  • 幸福感を増幅させる
  • 自分の魅力を確認する
  • パートナーを喜ばせたり、慰めたりする

※参考:MSDマニュアル 家庭版「女性の性機能障害の概要」

「自分は乗り気なのに、相手は乗り気でない」といった気持ちのすれ違いには、性欲が生じる動機の差が関係している可能性もあります。

なお海外の研究では、女性に比べて男性の方が性欲が強いという報告もされています。

※参考:Julius Frankenbach, Marcel Weber, David D Loschelder, Helena Kilger, Malte Friese「Sex drive: Theoretical conceptualization and meta-analytic review of gender differences」

もちろん個人差はあるものの、男女の性欲には違いがあると知っておくことが、気持ちのすれ違いや望まない性行為を防ぐことに繋がります。

 

ストレスによる病気が性欲減退を引き起こすことも

以下の病気はストレスによって引き起こされ、症状の一つとして性欲減退を引き起こすことがあります。

  1. うつ病
  2. 自律神経失調症
  3. 適応障害
  4. 不眠症
  5. 男性更年期障害

順番に解説します。

1.うつ病

うつ病とは気分の落ち込みや興味・関心の低下、身体的な不調などが現れる病気で、症状の一つに性欲減退があります。

※参考:厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳「うつ病とは」

物事に対する意欲が低下するため、性欲も湧きにくくなるのです。

またうつ病発症にはドーパミン不足が関係しているといわれています。ドーパミンが不足すると、性的刺激を受けても興奮しにくくなります。

※参考:MSDマニュアル 家庭版「うつ病」

うつ病を発症する原因ははっきりとわかっていませんが、ストレスが引き金になることがあるといわれています。

2.自律神経失調症

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて心身に不調が現れる病気です。

※参考:厚生労働省 e‐ヘルスネット「自律神経失調症」

不安や抑うつなどの精神症状が現れることがあり、性欲減退を引き起こす可能性があります。

性欲減退の他に身体のだるさや頭痛・めまいなど身体的な症状もある場合は、自律神経失調症の可能性が考えられるため、受診を検討しましょう。

自律神経失調症は主にストレスが原因で引き起こされるといわれています。

3.適応障害

適応障害とは、過剰なストレス反応が起こり心身の不調をきたしている状態です。

※参考:厚生労働省 e‐ヘルスネット「適応障害」

抑うつや不安感、不眠などの症状が現れることがあります。抑うつや不安感は、性欲減退を招く原因の一つです。

適応障害の場合、ストレスが解消されると症状が緩和する傾向にあります。ストレスの原因が明確にわかっている場合は、ストレス解消を試みましょう。

4.不眠症

不眠症により睡眠時間の減少や質が低下することで、自律神経・ホルモンのバランスが崩れ、さまざまな不調をきたします。

不眠症の症状には意欲・関心の低下や抑うつがあり、性欲減退に繋がる可能性があります。

※参考;厚生労働省 e‐ヘルスネット「不眠症」

また睡眠不足で疲労感がとれないことや、ホルモンバランスの乱れによる男性ホルモンの減少が起こることも、性欲減退の原因となります。

5.男性更年期障害

男性更年期障害(LOH症候群)とは、男性ホルモン(テストステロン)が減少することで、心身に不調をきたす病気です。

男性ホルモンには性欲を生み出す働きがあるため、男性更年期障害になると性欲が減少することがあります。

男性更年期障害を発症する主な原因は加齢やストレス、生活習慣の乱れなどです。

特に40代以降は、男性更年期障害を発症するリスクが高まるとされています。

性欲減退の他に倦怠感やほてり、不安などがあれば男性更年期障害を発症しているおそれがあるため、受診をおすすめします。

男性更年期障害については、下記の記事で詳しく解説しています。

 

自分の男性力を知りたい場合は男性ホルモン量を測ってみよう

「以前よりも性欲が減退した」という方は、ストレスによる男性ホルモン量の減少が原因かもしれません。

あすか製薬メディカルでは、髪の毛たった10本※1から男性力※2を可視化できる「ホルモン量測定キット」を開発しました。

ホルモン量測定キットは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」の量を測定できるキットです。

「テストステロン」は性欲向上を促してくれるだけでなく、

  • 生活習慣病の予防
  • 日々のバイタリティーやモチベーションの向上
  • 筋力や体力の向上

など、男性の心身の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしています。

使い方は簡単3ステップ!

  1. 後頭部の髪の毛10本※1を採取
  2. 採取した検体を袋に入れる
  3. ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ

3分ほどで簡単に完了します。

結果レポートでは下記のことがわかります。

  • 男性力の指標となるテストステロンの数値
  • 男性力のレベルを4段階で評価
  • あなたへのアドバイスや男性ホルモンを増やす方法など、男性力アップに役立つ情報

自身の男性力を知りたい方は、ぜひキットでホルモン量を測ってみましょう。※3

※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上採取してください。
※2 男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※3 本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。

ストレスで減退した性欲を取り戻す方法

ストレスで減退した性欲は、ストレスを解消することで取り戻せるかもしれません。下記の方法を試してみましょう。

  1. 十分な休息をとる
  2. 没頭できる趣味を持つ
  3. ストレスの原因から距離をとる

詳しい方法を解説します。

1.十分な休息をとる

十分な休息をとることでストレスが緩和され、性欲を取り戻せる可能性があります。

休息のとり方は人それぞれですが、心身の疲れを感じる方は下記の方法を試してみましょう。

  • 質の良い睡眠をとる
  • ボーッとする時間を作る
  • ストレッチをする
  • ゆっくりお風呂に入る
  • 瞑想をする
  • マッサージを受ける
  • 自然にふれる

スマホの普及で絶え間なく情報を取り入れたり、ゲームに熱中したりする方は多いことと思います。

休んでいるつもりでも、実際は集中力を使い、疲労が蓄積している可能性があります。

一日の中で休む時間をしっかり作れないという方は、空き時間にスマホを見るのをやめる、作業の合間にストレッチを取り入れるなどが簡単でおすすめです。

2.没頭できる趣味を持つ

没頭できる趣味を持つことは、ストレス解消に役立ちます。ストレスが原因で性欲が減退している方は、趣味に打ち込んでみましょう。

趣味がないという方は、他の人の趣味を真似てみるのも一つの選択肢です。下記は、社会人500人に対して「一人で没頭できる趣味」をアンケート調査した結果です。

順位 趣味
1位 手芸・クラフト・DIY
2位 映画・動画鑑賞
3位 読書・漫画
4位 ゲーム
5位 楽器演奏
6位 園芸

※参考:PR TIMES「【社会人に聞いた!一人で没頭できる趣味ランキング】男女500人アンケート調査」

自宅でできる趣味は仕事から帰宅したあとでも取り組みやすいため、おすすめです。

3.ストレスの原因から距離をとる

ストレスの原因が明確な場合は、距離をとるのも有効です。ストレスの原因から離れることで気分の落ち込みが改善され、性欲が回復するかもしれません。

例えば職場の人間関係でストレスを感じている場合、部署異動を申し出たり転職をしたりすることで対象となる人物と離れられます。

難しい場合は極力関わりを減らすよう試みてみましょう。

不妊治療でプレッシャーを感じる方は、一度治療を休憩してもよいかもしれません。

焦りもあるかもしれませんが、プレッシャーによる性欲減退はEDに繋がるおそれがあります。

ストレスとの付き合い方について、下記の記事でも解説しています。

性欲減退が顕著な場合は治療も検討しよう

性欲減退が顕著な場合は病気を発症しているおそれがあるため、受診を検討しましょう。

性欲減退の他に気分の落ち込みや不眠、身体の不調がある場合は精神疾患や男性更年期障害が疑われます。

性欲減退は、下記の診療科で診察を受けられます。

  • 心療内科・精神科
  • 泌尿器科
  • メンズヘルスクリニック

ストレスによる気分の落ち込みがある方は、心療内科や精神科がおすすめです。

身体のだるさや頭痛、ほてりなどがある場合は男性更年期障害の可能性があるため、泌尿器科やメンズヘルスクリニックを受診しましょう。

ストレスと性欲に関するよくある質問

ストレスと性欲に関するよくある質問をまとめました。

 

Q.ストレス以外に性欲が減る原因はありますか?

下記のような原因で、性欲が減ることがあります。

  • 病気(慢性腎臓病、性機能低下症など)
  • 薬の副作用(抗うつ薬、AGA治療薬など)
  • 男性ホルモン量の低下

男性の性欲が減る仕組みについては、こちらの記事でも解説しています。

 

 

Q.性欲減退に効果的なサプリはありますか?

サプリは薬ではないので、性欲を増やす効果があるものはありません。

しかし男性の健康を維持するために、下記の栄養素を摂るのはおすすめです。

  • アルギニン
  • シトルリン
  • マカ
  • 亜鉛

など

サプリは食品なので、飲んですぐに健康になるわけではありません。健康的な食事を心がけ、栄養を補助する役割で使いましょう。

 

 

Q.ストレスを解消すれば性欲は戻りますか?

ストレスが原因で性欲が減退している場合は、解消することで性欲が戻る可能性があります。

ストレスを解消しても性欲が戻らない場合は他に原因がある可能性があるため、病院受診を検討しましょう。

まとめ

慢性的にストレスを感じると男性ホルモンの分泌が減り、性欲が減退する可能性があります。またストレスによって発症した病気が、性欲減退を引き起こすこともあります。

性欲が減ったと感じる男性は、ストレス解消を試みましょう。

もしストレスを解消しても性欲が戻らない場合は、病気を発症している可能性もあるため受診することをおすすめします。

キットとメディアに関する問い合わせ窓口

ホルモン量測定キット問い合わせ窓口

◆【一般の方】

◆【クリニック・企業様(導入検討など)】

メディア掲載に関するお問合せ窓口