40～50代男性向け
テストステロン検査で
男性更年期をセルフチェック
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#テストステロン #男性ホルモン
40代後半～50代にかけて、「以前より疲れやすい」「やる気が出ない」「性欲が落ちた」と感じることはありませんか？
それは「年のせいか・・・」とそれは加齢による自然な変化と思われがちですが、
実は男性ホルモン（テストステロン）の低下によって起こる「男性の更年期」かもしれません。この記事ではテストステロンの検査について解説します。
「最近、昔のようにやる気がでない」「男性力の衰えを感じる」という方はぜひ測定キットをお試しください。※2 ※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上切ってください。
※2 本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。 ※ 本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。
みんなのホルモン研究所
編集部
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40代後半～50代にかけて、「以前より疲れやすい」「やる気が出ない」「性欲が落ちた」と感じることはありませんか？
それは「年のせいか・・・」とそれは加齢による自然な変化と思われがちですが、
実は男性ホルモン（テストステロン）の低下によって起こる「男性の更年期」かもしれません。この記事ではテストステロンの検査について解説します。
この記事は5分程度で読める内容です。
キーワード：テストステロン 検査方法／毛髪検査 テストステロン／唾液検査 テストステロン
はじめに｜テストステロン分泌の低下は「男性の気づかない不調」の正体かも？
40代から始まる“なんとなく不調”の正体
40代後半～50代にかけて、「以前より疲れやすい」「やる気が出ない」「性欲が落ちた」と感じることはありませんか？
それは「年のせいか・・・」とそれは加齢による自然な変化と思われがちですが、
実は男性ホルモン（テストステロン）の低下によって起こる「男性の更年期」かもしれません。
医学的には「加齢男性性腺機能低下症候群」と呼ばれ、英語ではLOH症候群（Late-Onset Hypogonadism）と表現されます。
男性更年期（LOH症候群）とは？
テストステロンは男性の活力や性機能、集中力、筋肉量の維持などに深く関わるホルモンです。
テストステロンの分泌量は加齢だけでなく、ストレス（コルチゾール）でも減少していきますが、自覚しづらく、放置されやすいのが特徴です。風邪・頭痛・疲労・ストレス・更年期症状などが原因で、本来の能力の半分も出せておらず生産性低下が問題視されています。近年、このような状態をプレゼンティーイズム※1といい、労働と男性更年期の関与も報告されています。その経済損失の金額は1.2兆円※2ともされています。
※1プレゼンティーイズムとは、「体は会社に来ているのに、仕事の効率や集中力が落ちている状態」のことです。
※２参考：令和6年2月経済産業省ヘルスケア産業課 女性特有の経済損失の試算と健康経営の必要性について
テストステロンは医療機関での血液検査が一般的ですが、近年、唾液・毛髪などで簡単にホルモン状態を可視化できる検査が登場しており、病院に行く前のセルフチェックツールとして注目されています。
テストステロンは日中で変動する？｜ホルモンの日内リズム
テストステロンの分泌には「日内変動（サーカディアンリズム）」が関係します。
- 朝（6～10時）が最も高く、夕方～夜にかけては徐々に低下していきます。
⇒その為、同一人物でもその日の採取時間で数値が異なります。
- テストステロンは夜間の睡眠中に成長ホルモン等と分泌されます
そのため、血液検査などの正確な測定には、午前中の9-11時での採取が推奨されます。
しかし、ストレス・睡眠不足・加齢によりこのリズムが乱れると、
日中でも意欲が出ず、疲労感や集中力の低下を感じやすくなります。
テストステロン検査の種類と対象期間
ホルモンの測定には目的に応じた検査手法の選択が重要です。
血液検査｜即時のホルモン状態を把握
- 医療機関で行う一般的な方法
- 日内変動の影響を大きく受ける（午前中での受診）
- 総テストステロン、遊離テストステロンが測定可能
- 採取時のホルモン量を測定
唾液検査｜非侵襲で日中変動を追える
- 在宅でできる検査です（日内変動の影響があります）
- ストレスや睡眠の影響を受けやすいが、継続的測定に向く
- 採取時のホルモン量を測定する為、瞬時の変化を見るのに向いています。
毛髪検査｜1ヶ月-3カ月の平均値を把握できる
- 日内変動の影響を受けにくい
- 中長期的なホルモン状態を見たいときに適している
- ストレスや食生活の影響も含めた“トレンド”の把握が可能
年代別｜テストステロンの参考値と注意すべき変化
年齢によってテストステロン量は自然と変化します。20-30代をピークに加齢と共に緩やかに低下していきます。これには、加齢に伴うライディッヒ細胞数の減少、ライディッヒ細胞機能の低下、間脳-下垂体-精巣系の機能異常などが関与しています。
以下はおおよその傾向です。
- 40代男性
- まだ比較的高い値を維持している人も多い
- しかし、ストレスや生活習慣次第で大きく低下するケースも
- “働きすぎ”が数値に影響していることも
- 50代男性
- 加齢によりテストステロンが急激に減少するケースが増える
- 性欲減退やうつ症状、体力低下などが現れやすくなる
テストステロンの参考値例
- 血液：総テストステロン：300～1000 ng/dL
- 血液：遊離テストステロン：8.5 pg/mL以下でLOHの疑い（※医療機関基準）
- 毛髪：テストステロン基準値：40代：8.1pg/mg 50代：6.9pg/mg
※毛髪でのテストステロン基準値
テストステロンを増やす生活習慣＆対策方法
数値が低いとわかっても、焦る必要はありません。
生活習慣の見直しだけでテストステロンは回復することも十分あります。
食事での対策
- 亜鉛：牡蠣・レバー・ナッツ類に多い
- ビタミンD：日光浴や魚類で補給
- 高タンパク・低糖質の食事を心がける
筋トレ・運動習慣
- スクワットやデッドリフトなど大きな筋肉を使う運動が効果的
- 無理のない継続が大切（週2～3回程度）
- 過度なトレーニングはテストステロンを下げる要因にも
睡眠とストレス管理
- 深く質の高い睡眠がホルモン生成に直結
- 瞑想・呼吸法・入浴など、副交感神経を刺激する習慣を取り入れる
もう少し詳しく知りたい方は下記の記事もチェックしてみてください。
筋トレとテストステロンの関係とは？効率よくテストステロンを増やすポイントやおすすめトレーニングを紹介
あすか製薬メディカルは10本※1の髪の毛で男性力を可視化できる「ホルモン量測定キット」を提供しています。 ホルモン量測定キットは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」の量を測定できるキットです。 「テストステロン」は骨格、筋肉を強化するだけでなく など、男性の心身の健康を保つのに非常に重要な役割を果たしています。 使い方は簡単3ステップ！ 3分ほどで簡単に完了します。 結果レポートでは下記のことがわかります。 「なんだか、集中力がなくやる気が出てこない」 「筋トレなど運動をしても、昔みたいに成果があがらない」 「男らしさがない！」と女の子に言われた… という方は、ぜひ一度ホルモン量測定キットをお試しください。※3 ※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上切ってください。
毛髪10本からあなたの男性力がわかる「ホルモン量測定キット」
※2 男性力とは、男性ホルモンの量の事を指しています。男性力レベルは、テストステロンの量に応じて評価いたします。
※3 本キットは、あくまで男性力レベルを評価するもので、特定の疾病の診断をするものではありません。疾病の診断については、医師の診察・指導を優先してください。
まずはセルフチェックから｜生活を見直す第一歩
「もしかして、自分もそうかも…？」と思ったら、
まずは簡単なセルフチェックや在宅検査から始めましょう。
Alt:生活習慣の改善
- AMSスコア（男性更年期セルフチェック）を使うと、症状の傾向が分かります。
- 毛髪でのテストステロン検査などのキットを使えば、病院に行く前に自分のホルモン状態を“見える化”できます。
検査結果を元に生活習慣を見直し、AMSスコアなどが高い傾向があれば泌尿器科やメンズヘルス外来を標榜する医療機関での診察を受ける。
この「検査 → 気づき → 行動」のサイクルが、心身の回復への第一歩となります。
よくある質問
Q：後頭部以外の毛髪でも検査できますか？
A：頭の採取部位によりホルモン値が異なりますので、後頭部を推奨します。
Q：検査結果はどのくらいでわかりますか？
A：毛髪を投函していただいて２～３週間程度で登録されたメールアドレスに通知します。
Q：カラーリングしていても大丈夫ですか？
A:カラーリングは影響が出る可能性がありますで、カラーリングしていない部分での送付を推奨します。
Q：どのくらいの頻度での検査が推奨されますか？
A：毛髪の場合は3カ月から半年に一度の検査をお勧めします。
Q：男性ホルモン製剤を使っていても検査できますか？
A：検査は可能ですが、男性ホルモン製剤を使用した後に髪の毛を採取すると非常に高値になる場合があります。
まとめ｜40～50代こそ、自身のホルモン状態を知ることが健康の第一歩
男性のホルモンバランスも、年齢とともに変化します。
40代後半から50代にかけての“なんとなくの不調”は、テストステロンの低下が原因であることが少なくありません。
毛髪・血液・唾液などの検査を活用し、自分の状態を把握することが、
無理せず・手遅れにならずに、健康を維持する近道です。
「歳だから仕方ない」とあきらめる前に、まずはホルモンを“見える化”することから始めてみませんか？
参考資料
・令和6年2月経済産業省ヘルスケア産業課 女性特有の経済損失の試算と健康経営の必要性について
・LOH症候群（加齢男性・生鮮機能低下症） 診療の手引き
