耳鳴りの原因はストレス?自分でできる耳鳴りの治し方についても解説!

耳鳴りの原因はストレス?

自分でできる耳鳴りの治し方についても解説!

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#コルチゾール #ストレス

ストレスが積み重なると心身に不調が現れますが、耳鳴りもその不調の一つです。

「最近耳鳴りがするようになった」という方は、それは身体からのSOSサインかもしれません。

本記事では、ストレスと耳鳴りの関係や、自分でできる耳鳴りの治し方・対策などについてまとめています。

「耳鳴りがするのはストレスのせい?」と疑っている方は、ぜひ参考にしてください。

※ 本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。

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耳鳴りの症状

耳鳴りとは

耳鳴りとは、周囲に音がないにもかかわらず、耳の中で音が聞こえる症状です。

キーン、ジー、ザーなどの音が一般的ですが、人によって聞こえる音は様々です。耳鳴りは、多くの人が経験する症状ですが、放置してしまうと悪化する可能性もあります。耳鳴りには、音の高低によって種類があります。

低音性耳鳴りは「ブーン」「ゴー」「ザー」のような低い音が特徴で、高音性耳鳴りは「キーン」「ピー」のような高い音が特徴です。

低音性耳鳴り:「ブーン」「ゴー」「ザー」

耳が詰まったように感じる低音性耳鳴りは、ストレスや気圧の変化によって起こりやすいといわれています。

以下のような聞こえ方で、冷蔵庫から出るような音やボイラー音、水が流れるような音と例えられることもあります。

  • ブーン
  • ゴー
  • ザー

高音性耳鳴り:「キーン」「ピー」

高音性耳鳴りは、金属音や電子音を想像させるような以下の音が聞こえます。

  • キーン
  • ピー

耳を塞ぐと耳鳴りが大きく聞こえるのが特徴です。加齢による老人性難聴や、騒音環境に長く居ることによって起こる騒音性難聴でよく生じるといわれています。またメニエール病や突発性難聴でも高音が聞こえるケースがあり、ストレスが関連している場合があります。

ストレスは耳鳴りの原因となる可能性がある

過剰なストレスは自律神経を乱し、耳鳴りの原因となる可能性があります。

自律神経とは身体機能をコントロールしている神経のことで、交感神経と副交感神経から成ります。

私たちの身体は、この2つの神経がバランスを取りながら無意識に血圧や心拍数、体温など体内をベストな状態に保っています。

自律神経のはたらき

しかし、この自律神経はストレスの影響を受けやすく、バランスが崩れることが多々あります。

ストレスを抱えていると交感神経が過剰に働き、各器官を正常にコントロールできなくなります。その結果、症状の一つとして耳鳴りが生じるのです。

なお、自律神経が正常に機能しない症状を、自律神経失調症と呼びます。

※参考:厚生労働省 e-ヘルスネット|自律神経失調症

「ホルモン量検査キット」でストレスを見える化

ストレスホルモン量検査キット

耳鳴りの症状が見られる方は、ストレスにより自律神経が乱れているのかもしれません。

対人関係のトラブルや仕事へのプレッシャーなどで、心身ともに疲れ切っていませんか?

頑張り過ぎている方や責任感が強い方は、自分でも気づかぬうちにストレスが溜まっていることでしょう。

あすか製薬メディカルでは、髪の毛※1もしくは爪※2からストレスを見える化できる「ストレスホルモン量検査キット」を開発しました。

ストレスホルモン量検査キットは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種「コルチゾール」の量を測定できるキットです。

慢性的なストレスを感じると、コルチゾールの分泌も同じく増加します。

コルチゾール濃度が高くなると、不眠、免疫力の低下、脳を傷つけるなど心身に不調をきたすおそれがあるので、日々の健康管理のためには、ご自分のコルチゾール濃度を把握することが重要です。

使い方は簡単3ステップ!

  • 髪の毛※1もしくは爪※2をカットする
  • カットした検体を袋に入れる
  • ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ

3分ほどで完了します。

結果レポートでは下記のことがわかります。

  • ストレスホルモン「コルチゾール」の数値
  • ストレスレベルを4段階で評価
  • 改善点やアドバイス

「耳鳴りが定期的に起こる」という方は、ぜひ一度ストレスホルモン量検査キットをお試しください。※3

※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上カットしてください。
※2 1週間程度伸ばした両手の親指の爪。ネイルをされている場合は、ネイルオフしていただく必要があります。
※3 分析結果は医師による診断のような医療行為ではないため、医師の診断を代替して使用することはできません。ストレスによる疾病が疑われる方は、必ず医師の診断を優先させてください。

ストレス以外の耳鳴りの原因

ここでは、ストレス以外の耳鳴りの原因について詳しくご紹介します。

耳鳴りの具体的な原因となる病気や生活習慣などを理解することで、適切な対処法を見つけることができます。

疲れ

仕事や家事、育児など、現代社会では常に心身ともに疲労が溜まりやすい環境にあります。過度な疲労は、耳の周りの筋肉を緊張させ、血流を悪化させることで、耳鳴りを引き起こすのです。

睡眠不足

睡眠不足になると、耳の周りの血流が悪くなり、耳鳴りが起こりやすくなります。また、睡眠不足によって脳が疲労すると、耳鳴りを感知する神経が過敏になり、耳鳴りが悪化する可能性もあります。

耳垢

耳垢が耳の奥に溜まると、鼓膜を刺激し、耳鳴りが起こることがあります。また、耳垢が鼓膜を塞いでしまうと、音が聞こえにくくなり、耳鳴りが悪化する可能性もあります。

薬の副作用

薬の副作用による耳鳴りは、服用している薬の種類や量、体質などによって異なりますが、抗菌薬や解熱鎮痛剤、抗うつ薬、リウマチの治療薬ような薬が耳鳴りの副作用として知られています。

加齢

加齢とともに、耳の周りの血管や神経が衰え、血流が悪くなります。血流が悪くなると、耳の細胞に十分な酸素や栄養素が行き渡らなくなり、耳鳴りが起こることがあります。

風邪、発熱

風邪ウイルスが耳の周りの神経に炎症を起こすと、耳鳴りが起こることがあります。また、風邪によって耳管が詰まると、中耳の圧が変化し、耳鳴りが起こることもあります。

耳鳴りの音から考えられる病気

耳鳴りには様々な音があり、その音によって、潜んでいる病気が見えてくることがあります。

「キーン」「ピー」などの高音の耳鳴りの場合

  • 突発性難聴

突然片耳の聴力が低下する病気です。原因は不明ですが、ストレスや疲労などが関係していると考えられています。発症しやすい年齢は30~50歳代です。

 

  • メニエール病

回転性めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感などの症状を繰り返す病気です。原因は内耳のリンパ液の異常と考えられています。発症しやすい年齢は20~50歳代です。

 

  • 聴神経腫瘍

聴神経にできる良性腫瘍です。進行すると、顔面麻痺や難聴などの症状が現れます。発症しやすい年齢は30~50歳代です。

 

  • 老人性難聴

加齢とともに聴力が低下する病気です。加齢とともに聴力が低下する。高音域から聞こえにくくなります。発症しやすい年齢は65歳以上です。

 

  • 音響外傷

爆音などで耳が損傷を受けることで起こる難聴です。爆音以外にも、長時間大きな音にさらされることで発症することもあります。発症しやすい年齢は全年齢層です。

 

  • 薬剤性難聴

一部の薬の副作用で起こる難聴です。薬の種類や服用量によって症状の程度が異なります。発症しやすい年齢は全年齢層です。

 

  • 自律神経失調症

自律神経の機能が低下することで起こる様々な症状の一つとして、めまいや難聴が現れることがあります。ストレスなどが原因と考えられます。発症しやすい年齢は20~40歳代です。

 

「ブーン」「ゴー」「ザー」などの低音の耳鳴りの場合

  • メニエール病

内耳のリンパ液の異常が原因で起こる病気です。回転性めまい、難聴、耳鳴りなどの症状が現れます。30~50歳代に多く発症し、女性に多い傾向があります。

 

  • 低音障害型感音難聴

低音障害型感音難聴は、内耳の聴覚細胞が損傷することで起こる難聴です。低音域の音が聞こえにくくなり、耳鳴りも伴うことがあります。加齢や騒音性難聴などが原因で発症することが多いです。

 

  • 中耳炎、耳管狭窄症など

低音の耳鳴りの原因となることがあります。これらの病気は、耳の鼓膜や耳管に炎症や狭窄が起こることで、音の伝達が阻害されることが原因です。子供に多く発症しますが、大人でもなることがあります。

 

  • 首・肩の凝り、疲労・ストレス

首・肩の凝りや疲労、ストレスなどの心身の不調も、低音の耳鳴りの原因となることがあります。これらの不調によって、耳の周りの血流が悪くなり、耳鳴りが起こると考えられています。発症しやすい年齢は20~50歳代です。

 

  • 急な気圧の変化

飛行機に乗ったり、山登りをしたりするなど、急激な気圧の変化によって、低音の耳鳴りが起こることがあります。これは、耳の鼓膜に圧力がかかり、一時的に耳鳴りが起こるためです。発症しやすい年齢は20~50歳代です。

 

「ブクブク」「ポコポコ」という耳鳴りの場合

ブクブクやポコポコという耳鳴りは、主に低音域の音鳴りです。この種の耳鳴りは、耳の内部にある鼓膜や中耳に異常があることが原因と考えられます。

具体的には、以下のような原因が考えられます。

  • 耳垢栓:耳垢が鼓膜を塞ぎ、音の伝達に異常が生じる
  • 中耳炎:中耳に炎症が起こり、鼓膜や中耳の粘膜が腫れる
  • 耳管閉塞:耳管が詰まり、中耳の圧が変化する

 

「ガサガサ」「ゴソゴソ」という耳鳴りの場合

シャーという耳鳴りは、主に高音域の音鳴りです。この種の耳鳴りは、聴覚神経や脳の聴覚中枢に異常があることが原因と考えられます。

具体的には、以下のような原因が考えられます。

  • 聴神経腫瘍:聴神経に腫瘍ができる
  • メニエール病:内耳のリンパ液の異常によって起こる
  • 高血圧:血圧が高くなることで、聴覚神経に負担がかかる
  • 加齢性難聴:年齢とともに聴力が低下する

 

シャー」「ドクドク」という耳鳴りの場合

ドクドクという耳鳴りは、脈拍に同期した音鳴りです。この種の耳鳴りは、血管の異常が原因と考えられます。

具体的には、以下のような原因が考えられます。

  • 高血圧:血圧が高くなることで、血管の拍動が大きくなる
  • 動脈硬化:血管が硬くなり、血流がスムーズに流れなくなる
  • 頸椎症:首の骨の異常によって、血管が圧迫される

自分でできる耳鳴りの治し方・対策

耳鳴りは生活習慣の見直しで予防・改善が期待できます。

  1. 十分な休息をとる
  2. ストレスを発散する
  3. 身体・気持ちの緊張をほぐす
  4. 運動や入浴で血流をよくする
  5. 耳鳴りを意識し過ぎない

順番にチェックしていきましょう。

1.十分な休息をとる

ストレスによって自律神経のバランスが乱れて耳鳴りが生じている可能性があるため、十分な休息をとりましょう。

十分な休息をとることで自律神経が整い、耳鳴りの予防・改善が期待できます。

たとえば以下のような休息のとり方がおすすめです。

  • 質の良い睡眠をとる
  • スマホを触らない時間を作る
  • ぼーっとして頭を休める
  • 森林浴など自然に触れる
  • ゆっくりお風呂につかる

身体はもちろん、脳も休ませるよう意識してみてください。たまには自然に癒されるのもよいでしょう。

森林をぼーっと眺めるだけでもリラックス効果が期待でき、実際に都市部より1.5倍も副交感神経が高まるというデータがあります。

※参考:林野丁|保健・レクリエーション機能

2.ストレスを発散する

心身の不調は大きなストレスがなくても、環境の変化や家庭内の出来事など、些細なストレスの積み重ねでも現れるものです。

耳鳴りをはじめとするストレスによる諸症状が現れる前に、ストレスを発散する時間を確保しましょう。

自分なりのストレス発散方法をいくつか持っておくと、忙しい日々の中でも心身を休息モードへと切り替えられます。

たとえば以下のようなストレス解消法があります。

  • 趣味に没頭する
  • 適度に運動する
  • 泣ける映画やドラマを見る
  • 日光浴で自律神経を整える
  • 瞑想で気持ちを落ち着かせる 

涙にはストレスホルモン「コルチゾール」を低下させる作用があるといわれているため、映画やドラマなどで意識的に泣くようにするのもよいでしょう。

※参考:有田秀穂|涙とストレス緩和

3.身体・気持ちの緊張をほぐす

緊張状態が長く続くと、自律神経のバランスが乱れて耳鳴りが生じる可能性があります。

仕事柄、緊張する場面が多い方は、深呼吸やストレッチで一時的な緊張緩和を図りましょう。

とくに深呼吸は、会議中などでもできるのでぜひ試してみてください。

しっかり吐きながら深い呼吸をすることで、副交感神経が優位になり、身体や気持ちの緊張がほぐれます。

4.運動や入浴で血流をよくする

血流が悪いと、内耳の血液循環に障害が起こる可能性が指摘されています。 

内耳の血流が悪くなった結果、突発性難聴につながるとの説も有力とされており、耳鳴りが生じる可能性も否めません。

※参考:国立研究開発法人 科学技術振興機構|内耳への血液循環障害による難聴について

血流の悪さは、耳鳴りだけではなく身体の不調もまねくため、運動や入浴で血流をよくするよう日頃から意識しましょう。

5.耳鳴りを意識し過ぎない

耳鳴りは不快かもしれませんが、気にし過ぎるとそれがストレスになり、症状が悪化する可能性があります。

悪循環に陥らないよう、耳鳴りを意識し過ぎないことも大切です。

適度な音量でBGMを流す、ラジオを聴くなど、耳鳴りから意識を遠ざける工夫も取り入れてみてください。

耳鳴りの検査方法・治療法は?

耳鳴りの治療法は原因によって異なります。 たとえば突発性難聴やメニエール病には、服薬が有効とされています。

※参考:MSDマニュアル|メニエール病

耳鳴りの検査方法

一般的な耳鼻咽喉科検査で外耳道や鼓膜の状態を診察し、中耳炎などの病気が原因かどうかを確認します。

聴力検査では、聴力レベルを測定することで、感音性難聴や伝音難聴など、聴覚障害との関連性を調べます。

頭部MRI検査では、脳腫瘍や脳血管障害など、脳の病気が原因かどうかを判断します。また、客観的な耳鳴り検査では、音響心理学的検査を用いて、耳鳴りの音質や高さ、強さを客観的に評価します。

耳鳴りの治療法

  • 薬物療法

突発性難聴や音響性難聴や耳鳴りの場合、ステロイド製剤、血管拡張剤、内耳の循環改善剤、ビタミンB12など、病気に対して、適切な薬を処方します。早期治療が重要となります。

  • 音響療法

耳鳴りと似た音や自然の音を聞くことで、意識を耳鳴りからそらし、慣らしていく治療法です。

  • TRT療法

音響療法と指示的カウンセリングを組み合わせた治療法です。

耳鳴りを完全に消すのではなく、正しい知識と様々な音刺激によって、耳鳴りへの意識をそらし、徐々に慣れていくことを目的としています。

耳鳴りで病院を受診する目安は?止まらない場合や繰り返す場合は受診を検討

一時的な耳鳴りなら問題ないことが多いですが、以下のような場合は病院を受診しましょう。

  • 1日中耳鳴りがする
  • 1ヶ月以上にわたって耳鳴りを繰り返す 
  • 耳鳴り以外にも症状がある(めまいやふらつきなど)

十分な休息をとって耳鳴りの症状がなくなるのであれば、ストレスからくるものと考えられます。

しかし上記のように不快な耳鳴りが続くようなら、病気が隠れている可能性があります。

不快な耳鳴りが続く場合は、早めに病院を受診するのをおすすめします。

耳鳴りに関するよくある質問

耳鳴りに関するよくある質問をまとめました。

 

Q.耳鳴りの生じやすさは年齢と関係しますか?

高齢になるほど生じやすくなるといわれています。 

聴力は加齢とともに高音域から徐々に低下し、音が聞こえにくくなってきます。

これを感音難聴といい、耳鳴りは感音難聴のおよそ50%に合併して見られるため、高齢者の場合は耳鳴りが生じやすいとされています。

参考:厚生労働省データベース|高齢者の耳鳴抑圧に関する研究

ただし、20〜30代でも過度なストレスによって生じることもあります。

 

Q.若者特有の耳鳴りはありますか?

20〜30代の若者に「音響外傷」が急増しているといわれています。音響外傷とは、強大な音にさらされることによって起こる難聴です。

参考:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|音響外傷

たとえばイヤホンやヘッドホンを使って「大音量」かつ「長時間」音楽を聴き続けると、音響外傷のリスクが高まります

 

Q.静かなときだけ耳鳴りがするのですが、病気ですか?

繰り返される場合、病気の可能性も否定できません。一度耳鼻科を受診してみましょう。

ストレスによる耳鳴りは、静かな場所で起きやすいといわれています。一過性の場合もありますが、放置すると難聴に移行する可能性もあるため注意が必要です。

またメニエール病や突発性難聴も静かな場所で耳鳴りが起こります。

 

Q.キーンとなる耳鳴りを治すツボはありますか?

耳鳴りに効果が期待できるツボは以下のとおりです。

ツボ 場所
聴宮(ちょうきゅう) 耳の穴付近
翳風(えいふう) 耳たぶの裏側
完骨(かんこつ) 翳風のすぐ下
中渚(ちゅうしょ) 薬指と小指の付け根から、下にあるくぼみ
太(たいけい) くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみ

ツボを押すときは、ゆっくりと円を描くようにやさしくプッシュしましょう。

 

Q.片耳だけキーンとなる耳鳴りは病気ですか?

前述の突発性難聴やメニエール病は、両耳で生じるケースもあれば、片耳で生じるケースもあります。

片耳・両耳に関わらず、一度早めに病院を受診するのをおすすめします。

Q.耳が痛むのですが、なぜですか?

耳が痛む原因は様々ですが、代表的なものとして、外耳炎、乳突突起炎、中耳炎などが挙げられます。

外耳炎は、耳の入り口や耳道に炎症が起こる病気です。耳の周りの痛み、耳だれ、かゆみなどの症状が現れます。乳突突起炎は、中耳の奥にある乳突突起という骨に炎症が起こる病気です。耳の後ろの痛み、発熱、頭痛などの症状が現れます。中耳炎は、中耳に炎症が起こる病気です。耳の痛み、耳だれ、難聴などの症状が現れます。

これらの病気以外にも、耳の痛みは様々な原因で起こります。耳が痛む場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

 

Q.耳に水が入っている感じがします。

耳に水が入っているような感覚、耳が詰まったような感覚、音がこもって聞こえるなど、低音域の音が聞こえにくくなる症状が現れたら、急性低音障害型感音難聴の可能性があります。

急性低音障害型感音難聴は、ストレスや気圧の変化などが原因で内耳が腫れ、低音域の聴力が低下する病気です。

 

主な症状

  • 耳に水が入っているような感覚
  • 耳が詰まったような感覚
  • 音がこもって聞こえる
  • 低音域の音が聞き取りにくい

 

 

セルフケア

  • ストレスを溜めない
  • 十分な睡眠をとる
  • アルコールを控える
  • 耳の温湿布
  • 耳そうじ

Q.疲れが耳鳴りの原因となることもありますか?

身体的なストレスも自律神経のバランスを乱すため、耳鳴りの原因となります。疲れが溜まっている方は、十分な休息をとることを意識しましょう。

 

Q.耳鳴りに有効な漢方薬はありますか?

以下の漢方薬は、耳鳴りに効果が期待できます。

  • 滋腎通耳湯(じじんつうじとう)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

※参考:厚生労働省|一般用漢方製剤製造販売承認基準について

まとめ

耳鳴りの症状が見られる方は、自分でも気づかぬうちにストレスを溜め込んでいるのかもしれません。まずは以下の対策を試してみましょう。

  1. 十分な休息をとる
  2. ストレスを発散する
  3. 身体・気持ちの緊張をほぐす
  4. 運動や入浴で血流をよくする
  5. 耳鳴りを意識し過ぎない

ストレスからくるものであれば、生活習慣を見直すことで改善が期待できます。

耳鳴りの症状が続いて不安な場合は、一度病院を受診してみるとよいでしょう。

 

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