
ストレスに無自覚な人に迫る危険
気づけない理由や対処法を解説
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#コルチゾール #ストレス
現代人の多くがストレスにさらされています。
「自分は大丈夫」と思っていても、実はストレスに無自覚なだけで、知らず知らずのうちにストレスを蓄積しているかもしれません。
ストレスを過度に溜めないためには、まずは「ストレスサイン」に気付くことが大切です。
本記事では、ストレスに無自覚になってしまう理由や、ストレスに無自覚な人が気をつけたい心身のSOSサインを紹介します。
最後まで読むことで、あなたの中にある無自覚なストレスの存在に気づくきっかけとなるかもしれません。
※ 本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。
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ストレスに無自覚なのはどんな人?心身から出るSOSサインのチェックリスト

慢性的なストレスや強いストレスを感じると、心や身体を守るためのSOSサインが現れます。
次の20個のサインは、ストレスを感じている方に現れやすい代表的なSOSサインです。
- 風邪をひきやすい
- 疲れやすい
- 涙もろくなった
- マイナス思考になった
- 眠りが浅くなった
- 何をしていても楽しくない
- 寝つきが悪くなった
- 悲しみや不安が強くなった
- 表情が怖いといわれる
- イライラする以前より、外出する機会が減った
- 疲れがとれない
- 食事の量が増えた
- 無感情になった
- 決断力・判断力が鈍くなった
- 憂鬱な気分が続く
- 抜け毛が増えた
- 食事の量が減った
- 人と話すのがおっくうになった
- いつもどおり仕事ができなくなった
チェックがつく項目が多ければ多いほど、あなたの心や身体はストレスを感じSOSサインを出している可能性が高くなります。
しかしチェックに当てはまる項目が多いのに、原因に心当たりがないという方は、ストレスに対して無自覚になってしまっているのかもしれません。
「ストレスホルモン量検査キット」で無自覚なストレスを見える化しよう

ストレスは心身にさまざまな影響を与えるものの、ストレス自体は目に見えるものではないため、自覚できない方もいます。
あすか製薬メディカルでは、髪の毛※1もしくは爪※2からストレスを見える化できる「ストレスホルモン量検査キット」を開発しました。
ストレスホルモン量検査キットは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種「コルチゾール」の量を測定できるキットです。
慢性的なストレスを感じると、コルチゾールの分泌も同じく増加します。
コルチゾール濃度が高くなると、不眠、免疫力の低下、脳を傷つけるなど心身に不調をきたすおそれがあるので、日々の健康管理のためには、ご自分のコルチゾール濃度を把握することが重要です。
使い方は簡単3ステップ!
- 髪の毛※1もしくは爪※2をカットする
- カットした検体を袋に入れる
- ポストへ投函したら完了!あとは結果を待つだけ
3分ほどで完了します。
結果レポートでは下記のことがわかります。
- ストレスホルモン「コルチゾール」の数値
- ストレスレベルを4段階で評価
- 改善点やアドバイス
ご自身のコルチゾールの量を知ることで、「意外とストレスが溜まっている」という気づきがあるかもしれません。ストレスの自覚がない場合も、一度試してみてはいかがでしょうか。※3
※1 3cm以上の後頭部の毛髪を10本以上。長さが足りない場合は15本以上カットしてください。
※2 1週間程度伸ばした両手の親指の爪。ネイルをされている場合は、ネイルオフしていただく必要があります。
※3 分析結果は医師による診断のような医療行為ではないため、医師の診断を代替して使用することはできません。ストレスによる疾病が疑われる方は、必ず医師の診断を優先させてください。
ストレスに無自覚な人の割合が多いのはなぜ?
現代社会では多くの人がストレスを抱えていますが、実は自分のストレス状態に気づいていない「ストレス無自覚層」が約4割にも上ることが厚生労働省の調査で明らかになっています。この現象が起こる主な理由として、ストレス反応の慢性化による「慣れ」が挙げられます。長期間ストレス状態が続くと、それが「通常の状態」として脳が認識するようになり、自覚症状が薄れていきます。
また、日本特有の「我慢」を美徳とする文化的背景も影響しています。「頑張るのが当たり前」という価値観が、身体からのSOSを無視する傾向を強めています。さらに、ストレスの身体的シグナル(頭痛や胃の不調など)を単なる体調不良と誤認することも多く、根本原因への気づきを遅らせています。
特に注意すべきは、無自覚なストレスほど心身への蓄積ダメージが大きいという点です。早期発見のためには、定期的なセルフチェックや周囲からのフィードバックを意識的に取り入れることが重要です。
【参考文献】
ストレスに無自覚になってしまうのはなぜ?

多くの方は程度の差はあれ“ストレス”を自覚しています。
しかし、同じストレス因子でもその感じ方・とらえ方、心身に与える影響には個人差があるものです。
なかには、ストレスを感じていることに気づいていない“ストレスに無自覚な方”も少なくありません。
ストレスに対して無自覚になってしまう理由には、次の4つが考えられます。
- ストレス耐性が高いから
- ストレスを我慢しているから
- 慣れや感覚の麻痺でストレスを感じにくくなっているから
- ストレスを逃避・回避しているから
- 代償行為によってストレスを発散しているから
一つひとつ順に解説します。
理由1.ストレス耐性が高いから

ストレス耐性とは「ストレスに耐える強さ」のことで、次の6つに分類できます。
感知能力 | ストレスに気づくか気づかないか |
回避能力 | ストレスを作りやすい性格か |
根本の処理能力 | ストレッサーをなくしたり、弱めたりできるか |
転換能力 | ストレス状態に陥ったとき、そのストレスの意味を良い方向に捉え直すことができるか |
経験 | ストレスに対する経験があるか |
容量 | ストレスをどのくらいためられるか |
一般的にストレス耐性が高い人ほどストレスを感じにくく、ストレスフルな環境であっても自分らしさを発揮できる傾向があります。
ストレス耐性が高い方には、次のような特徴があります。
- ポジティブ思考
- 周囲の人に左右されない
- 自分らしさを持っている
- 過去に同じような経験をしている
- 楽観的
しかし、ストレス耐性が高いとはいえ誰にも耐えられる限界があります。
自分のストレス耐性を過信しすぎた結果、ストレスに無自覚になり心身に不調をきたしてしまう恐れもあります。
理由2.ストレスを我慢しているから

ストレスを感じないように周囲に気を使いすぎたり、些細なストレスに目をつぶったりし続けていませんか?
本人にはそのつもりはないかもしれませんが、ストレスを我慢していると、知らず知らずのうちにストレスに無自覚になってしまう可能性があります。
そのままストレスを我慢し続けると、溜まったストレスがあなたの心身をむしばみます。
やがて、心や身体の病気を発症してしまう可能性もあるため、できるだけストレスは我慢しないようにしましょう。
理由3.慣れや感覚の麻痺でストレスを感じにくくなっているから

長い時間、慢性的なストレスに晒されていると、ストレスに慣れたり感覚が麻痺したりして、その状態を当たり前と誤認してしまうケースがあります。
例えば仕事や家族・家庭などに関連したストレスは、その代表ともいえるもの。
慣れや感覚の麻痺はストレスから逃れられない環境下で起こりやすいです。
ストレスから逃れられない状況が長く続くと、ストレスに対する感覚が鈍くなるだけでなく、その他のストレスに対しても無自覚になってしまうのです。
理由4.ストレスを逃避・回避しているから

ストレスから心身を守るため、ストレスの原因から心理的にも物理的にも離れることを、逃避・回避行動といいます(別名「回避型ストレスコーピング」)。
具体的なストレス逃避・回避行動には、次のようなものがあります。
- 嫌なことを考えない
- ストレスの原因から距離を置く
- ストレスの原因になる問題の解決を先送りする
- 空想や想像の世界で自己実現をする
- 病気を理由に逃れようとする
参考:厚生労働省「セルフメンタルヘルス ストレスに負けないセルフメンタルヘルス」
ストレスから逃避・回避すると、ストレスの原因には直接対処しなくてよくなります。
しかし中には、ストレスを逃避・回避するための行動を無意識のうちに行っているというケースも。
その結果ストレスに無自覚になり、限界を超えるまで心身に与える影響に気づかないパターンもあるのです。
理由5.代償行動によってストレスを発散しているから

代償行動とは、ストレスで傷ついたりダメージを受けたりした心や身体を守るための行動です。
代表的な代償行動には、買い物やお酒を飲む、美味しい物を食べる、趣味に打ち込むなどがあります。
ストレスを感じる環境で過ごしていたとしても、適切に代償行動をとれていればストレスが溜まっているとは感じにくいでしょう。
しかし、行き過ぎた不適切な代償行動もあります。具体的には、以下のような依存性のある代償行動です。
不適切な代償行為の例 | 不適切な理由 |
過度な飲酒の繰り返し | アルコール依存症となり、飲酒をやめるだけで心身に不調をきたす状態となる恐れがある |
暴飲暴食の繰り返し | 食物依存症となり、食欲をコントロールできなく恐れがある |
爆買いの繰り返し | 買い物依存となり、買い物の欲求がコントロールできなくなる恐れがある |
睡眠薬や抗不安薬に頼る | 薬物依存となり、薬に頼らないと平常状態でいられなくなる恐れがある |
これらの代償行動は、たしかに一時的にストレスから解放される行動です。
しかし、代償行動を行えなくなるとそれがストレスの原因となるため、結果として依存から抜け出せなくなってしまいます。
ストレスに無自覚な人に迫る3つの危険

ストレスに無自覚な人の中には、ストレスが限界に達しているサインやその前兆に気付かない方も少なくありません。
そのためストレスに敏感な人よりも、危機的な状況に陥るリスクが高くなります。
ストレスに無自覚な人には、以下のような危険があります。
- 体調不良に陥る
- 心やメンタルへの影響が出る
- 限界を超えて心の病気を発症する
順に解説します。
危険1.体調不良に陥る

ストレスに無自覚な人でも、ストレスを受け続ければ心や身体にはさまざまな影響が現れます。
過度なストレスは自律神経や内分泌系・免疫系ホルモンのバランスが乱れる原因の1つです。
さらに、ストレスホルモンとも呼ばれる“コルチゾール”の分泌が過剰になります。コルチゾールが過剰に分泌される状態が長く続くと、免疫反応が抑制され免疫力が低下します。
免疫の働きが慢性的に悪くなれば、身体が細菌やウイルスに抵抗できなくなり、風邪を引いたりお腹を壊したりしやすくなってしまいます。
また気温や天候などの変化に適応できにくくなり、体調不良に陥りやすくなるのです。
危険2.心やメンタルへの影響が出る

慢性的なストレスによってコルチゾールが過剰に分泌され続けると、免疫力が低下するだけでなく、脳の海馬が萎縮を起こしたり、傷ついた神経細胞の修復が妨げられたりします。
また、“幸せホルモン”と呼ばれる、セロトニンの分泌も妨げられます。
セロトニンの分泌が抑制されると緊張や焦りの気持ちが強くなり、うつうつとした気分が続きます。
その結果、心やメンタルへの影響が出るリスクが高くなってしまうのです。
危険3.限界を超えて心の病気を発症する

無自覚のストレスでも、いつかは心や身体が耐えきれず限界に達してしまう可能性があります。
心や身体が耐えられなくなる頃には、体調不良だけでなくうつ病や不安神経症、双極性障害、統合失調症などの心の病気を発症してしまうかもしれません。
心の病気を発症した際には、医師による治療を受けることが優先されます。放置していると、今までのような日常生活が送れなくなってしまう恐れもあります。
詳しくは別記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
無自覚なストレスへの対処法・解消法

無自覚なストレスは、静かにそして少しずつあなたの心と身体を蝕み、危機的な状況を招く可能性があります。
無自覚なストレスへの対処法・解消法は、以下の通りです。
- 心や体のサインをケアする
- 誰かに相談する
- 医師のアドバイスを受ける
順に解説します。
1.心や体のサインをケアする

ストレスを感じているあなたの身体は、さまざまなSOSサインを出しています。
そのストレスサインに敏感になるだけで、ストレスに早い段階で気付き、適切に対処できるようになります。
たとえば「やる気が出ない」「なんだか楽しくない」「体調を崩しやすい」などは、ストレスを受け続けている際に出るわかりやすいサインです。
中には、ストレスが限界に達する前兆として抜け毛が増える人もいます。
ストレスサインを一つひとつ丁寧にケアしていくことで、無自覚なストレスにも対処できるようになるでしょう。
疲れを自覚したら、ゆっくり休みましょう。身体を横にして目をつぶるだけでも、心と身体が休まります。
何も予定のないスケジュールに縛られない1日を過ごしたり、誰にも会わなかったりするのもおすすめの対処法・解消法です。
2.誰かに相談する

ストレスに無自覚な人でも、些細な心身の不調が気になるケースがあります。
「最近なんだかつらい」
「思うようにうまくいかない」
そんなときは、今の気持ちを誰かに打ち明けてみましょう。
自分では解消できない思いや感情、葛藤を誰かに吐露する、相談する行為を「カタルシス(catharsis:浄化)」といいます。
考えや気持ちを整理し発散することは、ストレス軽減効果だけでなく精神症状や問題行動の改善にもつながることがわかっています。
誰かに話してみることも無自覚のストレスの解消・対処につながるので、心身に不調をきたしている方はぜひ試してみてください。
3.医師のアドバイスを受ける

前述のように、つらい気持ちや悩みを誰かに相談するのも無自覚のストレスの対処法・解消法の1つです。
それでも解決が難しい場合や誰に相談したらいいかわからない場合には、心療内科や精神科、メンタルクリニックなどの専門医療機関への受診をおすすめします。
「ストレスを自覚していない」という場合でも、何かしらの心身の不調がある場合、実はストレスが蓄積されているのかもしれません。
心療内科や精神科、メンタルクリニックの受診はハードルが高いという方は、信頼できるかかりつけの医療機関でかまいません。
医師によるサポートを受け、あなたの身に降りかかっているストレスを自覚しましょう。
ストレスに無自覚な人は心身のSOSサインに注意しよう

ストレスに無自覚な人は少なくありません。
しかし、ストレスはあなたの心身を静かに蝕んでいます。
無自覚なままではいつか心身への負担が大きくなり、限界に達してしまうかもしれません。
大切なのはストレスが心身にもたらす影響や、不調の前兆に早く気付き対処できるようになることです。
「自分はストレスを感じていない」という場合でも小さなサインを見逃さず、心身の状態をケアしましょう。
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