毛根鞘とは?
抜け毛・薄毛との関係を解説
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#AGA #はげ #薄毛 #育毛
「抜け毛をよく見ると、ぷるぷるして冷たい塊がついている…」
その正体は、毛根鞘(もうこんしょう)と呼ばれる組織です。
毛根鞘は髪の毛と一緒に取れても問題ないとされています。しかし毛根鞘の状態によっては、頭皮にトラブルが生じている可能性も。
今回はそんな“毛根鞘”について解説していきます。毛根鞘と抜け毛・薄毛の関係についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、あすか製薬メディカルは5~10本※の髪の毛でAGAリスク及びDHT(AGAの原因の1つである男性ホルモン)値がわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を提供しています。
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将来的な薄毛が心配な方、最近抜け毛が増えてきたと感じる方は、測定キットの活用をおすすめします。
※本検査キットは医師の診断に代わるものではありませんので、AGAが疑われる場合には医療機関にご相談ください。
※本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。
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毛根鞘(もうこんしょう)とは
毛根鞘とは毛根を取り囲むように存在する組織で、髪を頭皮につなぎとめる役割を担っています。「もうこんしょう」と読みます。
毛根鞘は薄い膜のような見た目をしています。抜けた髪の毛についてくる、ぷるぷるして冷たい塊が毛根鞘です。
また、毛根鞘は「内毛根鞘(ないもうこんしょう)」と「外毛根鞘(がいもうこんしょう)」で構成されています。
名称 | 役割 |
内毛根鞘 | ・毛根鞘のうち、毛根側と接している部分 ・髪と直接くっついており、髪の外層にあるキューティクルへと噛み合うように付着している |
外毛根鞘 | ・毛根鞘のうち、皮膚側と接している部分 ・内毛根鞘を外側から支えている |
毛根鞘と皮脂の違い|役割と見た目が異なる
毛根鞘は皮脂と勘違いされやすいですが、毛根鞘と皮脂とでは役割や見た目が異なります。
それぞれの役割や見た目は次のとおりです。
名称 | 毛根鞘 | 皮脂 |
役割 | 髪を頭皮につなぎとめる | 頭皮を乾燥から守る |
見た目 | 半透明でぷるぷるの塊 | 白くベタついた塊 |
毛根鞘は触ってもしつこいベタつきがありません。紙などに簡単にくっつくような、軽い粘り気がある程度です。
一方で、皮脂は触るとベタつきを感じます。抜け毛の状態を確認したとき、「白くて大きい、ベタついた何かが付いている」という場合は皮脂だと考えられます。
毛根鞘と抜け毛・薄毛の関係|注意すべき状態とは
毛根鞘は髪の毛と一緒に取れても問題ないとされています。
ただし、毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合は、AGAの発症により十分に成長しないまま抜けている可能性があるため注意が必要です。
毛根鞘と抜け毛・薄毛にはどのような関係があるのか?チェックしていきましょう。
- 抜け毛には毛根鞘がついているのが通常
- 毛根鞘に血がつく原因は毛穴や毛根への傷
- 毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合はAGAの恐れあり
順番に解説していきます。
抜け毛には毛根鞘がついているのが通常
毛根鞘がついている抜け毛は、自然な抜け毛です。毛根鞘がついているということは、髪がしっかり守られている証ともいえます。
また、髪の毛は毛根鞘ごと抜けても、再び生えてきます。
そもそも毛根鞘は髪を守る役割を担うだけで、発毛を促す働きはありません。ヘアサイクルに伴い毛根鞘も再び作られ、髪を守ってくれます。
ただし、抜け毛の本数自体が増えている実感がある場合は、薄毛が進行している恐れがあります。
心配な方は専門医に相談した方がよいでしょう。
毛根鞘に血がつく原因は毛穴や毛根への傷
毛穴や毛根に傷がついていると、毛根鞘に血がつくことがあります。
毛穴や毛根に傷がつく原因には、間違ったブラッシングや寝具との摩擦などが考えられます。
ブラッシングや洗髪の際は、毛穴や毛根に強い刺激を加えないように注意しましょう。
また傷に雑菌が侵入すると、炎症や痛み、腫れを起こす恐れがあります。
毛根鞘に血がついていた場合は、患部を優しく洗浄し、清潔に保ってください。症状が続いたり痛みや腫れがひどい場合には、病院を受診しましょう。
毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合はAGAの恐れあり
毛根鞘がついていない抜け毛は、AGAの発症により十分に成長しないまま抜けている可能性があります。
AGAとは進行型の脱毛症で、「男性型脱毛症」ともいいます。
AGAを発症すると、抜け毛が細くて弱々しくなり、生え際や頭頂部の薄毛が顕著になる傾向があります。
毛根鞘がついていない抜け毛が1〜2本見つかる程度であればあまり気にする必要がありませんが、抜け毛のほとんどに毛根鞘がついていない場合はAGAの可能性も疑いましょう。
毛根鞘を抜く・食べるが癖になっている場合は抜毛症の恐れあり
「毛根鞘まで抜くと快感」
「髪を抜かずにはいられない」
このような方は抜毛症の恐れがあります。
抜毛症とは、髪を抜きたいという衝動が抑えられず、髪をくり返し抜いてしまう病気です。
抜いた髪を食べてしまう「食毛症」と併発するケースもあります。
第三者に指摘されて症状がおさまるケースもありますが、それでも「抜く・食べる」をやめられない場合は心療内科を受診するとよいでしょう。
抜け毛・薄毛を予防する毛根鞘や毛根の正しいケア方法
毛根鞘や毛根を正しくケアすることで、抜け毛や薄毛の予防につながります。
ここからは、毛根鞘や毛根のおすすめのケア方法について解説します。
日常的に適度な運動を行う
運動は、単に体の健康だけでなく、髪の毛の健康にも良い影響を与えます。
例えば、ウォーキング、ジョギングなどの軽い運動は、心臓の働きを活発にし、全身の血行を促進します。頭皮への血流も増えるため、毛根への栄養供給が向上し、髪の成長を促進します。
また、適度な運動をすることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、リラックス効果をもたらします。ストレスは抜け毛の一因となるため、運動によるストレス解消は、抜け毛予防に効果的です。
バランスの取れた食生活を心がける
バランスの良い食事が毛髪の健康にとって非常に重要です。毛髪の成長には、ビタミン類、鉄分、亜鉛、タンパク質などの栄養素が必要不可欠です。それらを食事からバランス良く摂取するとよいでしょう。
例えば、ビタミンAは人参やかぼちゃなどの緑黄色野菜から、ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類から、鉄分はレバーやほうれん草から、亜鉛は牡蠣などから取ることができます。
ただし、これらすべての栄養素を日常の食事だけで補給するのは大変です。足りない場合は、サプリメントの利用も検討してください。
サプリメントは食事からの摂取が不足した栄養素を補うだけで、直接的に髪の成長を促進するわけではありません。バランスの良い食事が最も重要です。
食事内容の見直しとサプリメントの適切な利用のバランスを意識することが大切です。
シャンプーなどを正しく使う
シャンプーやリンスを正しく使うことで、毛髪を保護する効果があります。過度な力でシャンプーすることは頭皮や髪の毛を傷つけ、抜け毛の原因になるため注意してください。
シャンプーする前に、まずは髪全体をお湯で十分に濡らしましょう。シャンプーを適量手に取り、手のひらでよく泡立てます。これにより、摩擦による頭皮のダメージを防ぐことができます。
その泡を使って、頭皮を指の腹でゆっくりとマッサージするように洗います。これにより、毛穴の汚れや余分な皮脂を取り除くことができるのです。最後にしっかりとすすぎを行い、シャンプーが残らないようにしてください。
シャンプーが残ってしまうと頭皮が乾燥し、皮脂の分泌が過剰となり、抜け毛の原因になってしまいます。
育毛剤を使用する
育毛剤も抜け毛予防に有効なアイテムですが、使い方に注意しましょう。
育毛剤の主な役割は、頭皮の血行を促進し、健康な毛髪の成長を助けることです。しかし、育毛剤に直接的な髪の毛を生やす効果はありません。育毛剤は毛髪の成長をサポートする役割しかないのです。
単に育毛剤を使えば髪の毛が生えるわけではなく、頭皮の状態などにも気を配る必要があります。
頭皮マッサージなどを取り入れる
頭皮マッサージを行うことで、頭皮の血行がよくなります。
毛根に必要な栄養素がより効率的に届くようになり、髪の健康維持に役立ちます。
頭皮マッサージは、日常生活の中で簡単に取り入れることができます。特に洗髪中に行うのが効果的です。頭皮を優しくもみほぐすように、指の腹を使ってマッサージしてください。
頭皮が硬くなると、血流が悪化し、髪の毛に必要な栄養が行き渡りにくくなります。そのため、定期的なマッサージを行うようにしてください。
まとめ
抜け毛には毛根鞘がついているのが通常です。
毛根鞘がついていない抜け毛が目立つ場合は、AGAによって髪の毛の成長期が短縮されている恐れがあります。
AGAは放置していると徐々に薄毛が進行していく恐れがあるため、早期対策が重要です。
AGAのリスクが心配な方は、「毛髪ホルモン量測定キット」の活用がおすすめです。
髪の毛を切って送るだけなので、「検査するには早いかも」と思わず、まずは試してみるとよいでしょう。
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