その動悸、更年期の症状かも?原因や治療法についても解説します!
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突然の動悸、それは更年期の一つの兆候かもしれません。
更年期は、体の変化を伴う自然な過程であり、更年期の症状は日常生活に影響を及ぼすことがあります。
この記事では、更年期による動悸について解説します。
最後まで読めば、更年期との向き合い方がわかるでしょう。
「動悸」の原因はさまざま
動悸の原因はさまざまで、人によって異なります。
動悸は、心臓がドキドキとする感じ、一発だけドキンとする感覚、一瞬息がとまる感じなど、さまざまな症状を表します。
動悸は、心臓そのものに原因があることが一般的で、不整脈、心不全、甲状腺機能亢進症などの病気が原因となることがあります。
また、精神的な原因がある場合や、その他にも甲状腺や貧血、薬物などが原因となることもあります。
更年期に関連した動悸の基礎知識
更年期は女性の人生の自然な段階であり、ホルモンの変化がさまざまな身体的な症状を引き起こす可能性があります。
その一つが動悸です。
ここでは、動悸の原因や症状について詳しく解説します。
原因
更年期の動悸は、主に女性ホルモンの変化によって引き起こされるといわれています。
特に、エストロゲンという女性ホルモンのレベルが下がることで大きな影響を及ぼすといわれています。
エストロゲンは、脳の視床下部からの信号に応じて卵巣から放出されます。
しかし、更年期に入ると、卵巣の働きが衰え、視床下部からの信号が適切に伝わらなくなります。
この状況になると、自律神経のバランスを保つ役割を果たす視床下部が正常に作動しなくなります。
心拍数は自律神経によって制御されているため、自律神経のバランスの乱れが動悸などの症状を生じさせます。
さらに、エストロゲンには心臓と血管を保護する作用があり、更年期になるとこの保護作用が失われ、動悸を伴う心血管疾患のリスクが増えると考えられています。
したがって、更年期の動悸は、女性ホルモンの変動と自律神経の乱れが主な原因とされています。
症状の特徴
更年期に特有の動悸や息切れは、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の急激な変化により引き起こされます。
動悸や息切れなどの症状は、心臓の拍動や呼吸をコントロールする自律神経が乱れることで発生します。
特に、ストレスが多い更年期の女性は、余計にその症状が現れやすくなる傾向があります。
更年期の動悸は突然始まるのが特徴的で、激しい運動をしていないのに胸がドキドキする、じっとしているときに胸がドキドキする、夜、寝ているときに胸がドキドキするなどの症状があります。
また、動悸の持続時間は個人差があります。
たとえば1〜2回で治まる場合もあれば、30分以上続く場合もあります。
更年期の動悸や息切れが起こったとき、まずゆっくり深呼吸して動悸を静めることが推奨されます。
息を吸うことよりも吐くことに時間をかけることを意識するのが大事です。
また、手首の横ジワの上、小指側のくぼんだところにある「神門(しんもん)」というツボを押すと、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
更年期の検査
更年期の検査方法は、基本的に問診、内診、超音波検査や細胞診、血液検査などが含まれます。
これらの検査は、更年期以外の病気を見つけるためのものです。
特に異常がない場合、更年期障害の可能性が高まります。
更年期の症状がひどい場合は、病院で検査・治療を受けることが推奨されます。
更年期障害の代表的な治療法は薬物療法で、具体的にはホルモン補充療法(HRT)、抗うつ剤、抗不安薬などが挙げられます。
更年期の治療
更年期の症状は、日常生活に影響を及ぼすことがあり、その場合は適切な治療が必要となります。
更年期の治療は、個々の症状、健康状態、生活スタイルを考慮して決定されます。
以下では、更年期の一般的な治療法について詳しく説明します。
ホルモン補充療法
ホルモン補充療法は、更年期障害の症状を和らげるために用いられる治療法です。
この治療法は、体内のホルモンバランスを調整することで、様々な症状を軽減します。
具体的には、エストロゲンとプロゲステロンという2つの主要な女性ホルモンのレベルを調整することで、更年期障害の症状を和らげます。
ホルモン補充療法は、一部の女性にとっては非常に効果的な治療法である一方で、全ての女性に適しているわけではありません。
この治療法は、一部の女性にとっては副作用を引き起こす可能性があります。
そのため、ホルモン補充療法を開始する前には、必ず医師と相談することが重要です。
漢方療法
漢方療法は、自然の力を利用して体調を整える伝統的な医療方法です。
漢方療法の根底には、体のバランスを保つことが重要であるという考え方があります。
漢方薬は、植物、動物、鉱物など、自然界から得られるさまざまな成分を組み合わせて作られます。
これらの成分は、体の不調を引き起こす要素を和らげ、体の自然な治癒力を促進します。
特に、更年期の症状に対して漢方療法は有効とされています。
更年期には、ホルモンバランスの変化により、動悸、イライラ、のぼせなどの症状が現れることがあります。
これらの症状は、自律神経の乱れから来るもので、漢方薬はその自律神経を整える効果があります。
例えば、「桂枝茯苓丸」や「当帰芍薬散」、「加味逍遥散」などの漢方薬が、更年期の症状に対してよく用いられます。
漢方療法は一人ひとりの体質や症状に合わせて適切な処方が必要であるため、医師や薬剤師に相談することが重要です。
また、漢方薬は即効性があるわけではなく、長期間にわたって服用することで効果を発揮するとされています。
向精神薬
「向精神薬」は、精神的な不安やストレスを軽減するために使用される一連の薬剤を指します。
これらの薬は、患者様が日常生活を送る上での困難を軽減し、心の健康を維持するのに役立ちます。
向精神薬は、さまざまな形で利用されます。
例えば、不安障害やうつ病の治療に使用される抗不安薬や抗うつ薬があります。
これらの薬は、脳内の化学物質のバランスを調整し、患者様の気分を安定させることを目指します。
しかし、向精神薬の使用には注意が必要です。
向精神薬は依存性があるため、医師の指導のもとで適切に使用することが重要です。
更年期のセルフケア
更年期は、女性が一生の中で経験する自然な過程であり、体と心の変化を伴います。
以下では、更年期の症状を理解し、更年期に対処するための自己ケアの方法を詳しく解説します。
運動
更年期は女性の体が大きな変化を経験する時期で、ホルモンのバランスが変わり、さまざまな身体的、精神的な症状が現れることがあります。
これらの症状を管理し、健康的な生活を維持するためには、適切なセルフケアが重要です。
運動は、更年期のセルフケアの一部として特に重要な役割を果たします。
適度な運動は、血行を改善し、自律神経のバランスを整え、ストレスを解消し、体重管理を助けるなど、更年期の不調を和らげる効果が期待できます。
運動は、ジョギング、ウォーキング、水泳、ヨガなど、無理のないものを選び、習慣にすることが推奨されます。
運動を始める際は、自分の体調と適性を考慮し、無理をせず、楽しむことが重要です。
食事
更年期の症状は、個々の生活習慣や食事の選択によって軽減されることがあります。
したがって、食事は更年期のセルフケアにおいて重要な役割を果たします。
バランスの良い食事は、更年期の女性にとって特に重要です。
たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを含む食事が必要です。
しかし、更年期は体重が増えやすい時期でもあるため、糖分や油分が少ない食事を心がけることが推奨されます。
特に、女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンを含む大豆製品は、更年期の女性にとって有益とされています。
リラクゼーション
更年期のセルフケアの一つとして、リラクゼーションが挙げられます。
更年期の女性は、ホルモンの変動によりさまざまな身体的、精神的な症状を経験することがあります。
これらの症状は、ストレスや不安を引き起こす可能性があり、それがさらに症状を悪化させる可能性があります。
このため、リラクゼーションは、ストレスを軽減し、心身のバランスを保つための重要な手段となります。
リラクゼーションは、深呼吸、瞑想、ヨガ、アロマテラピーなど、さまざまな形で行えます。
これらの活動は、心を落ち着け、リラックスさせる効果が期待できます。
また、アロマテラピーは、特定の香りが心地よい感情を引き出し、リラクゼーションを促進するといわれています。
しかし、リラクゼーションの方法は人それぞれで、一人ひとりが自分に最適な方法を見つけることが重要です。
自分自身の心と体に耳を傾け、何が自分をリラックスさせ、心地よく感じさせるのかを探ることが大切です。
更年期と動悸に関するよくある質問
以下では、更年期と動悸に関するよくある質問とその回答を紹介します。
更年期には、動悸以外にどのような症状がありますか?
更年期の期間中、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が大きく変化し、さまざまな身体的・精神的な症状が現れます。
動悸はその一つですが、他にも多くの症状があります。
自律神経失調症状
更年期には自律神経失調症状が現れやすくなります。
これには、のぼせ、発汗、ホットフラッシュ(顔や首が突然熱くなる感じ)、頭痛、めまい、肩こり、胸痛、疲労感などが含まれます。
精神的症状
更年期には精神的症状も現れます。
これには、情緒不安定や抑うつ気分などが含まれます。
その他の症状
更年期には、運動器症状として腰痛、関節、筋肉痛、手のこわばり、むくみ、しびれが現れることがあります。
また、消化器症状として、食欲不振、腹痛、便秘、下痢が起こることもあります。
さらに、皮膚粘膜症状として乾燥感、湿疹、かゆみ、泌尿生殖器症状として排尿障害、頻尿、性交障害、外陰部違和感といった症状がみられることもあります。
更年期による動悸を疑う場合、何科を受診すればいいでしょうか?
更年期には、体のさまざまな変化が起こります。
その一つが動悸で、これは心臓の鼓動が強く感じられる状態を指します。
しかし、動悸があっても更年期だからと簡単に考えていると、心臓などの重大な問題を見逃してしまうこともあるため、自己判断はせずに医療機関で受診することをおすすめします。
更年期の動悸で受診する場合、診療科は婦人科を受診してください。
ストレスが関係している場合や精神的な症状が強いときは、心療内科や精神科の医師に相談することも推奨されています。
これは、更年期の症状と併せて、仕事の人間関係や重圧などの精神的ストレス、寝不足や不規則な生活などが原因で自律神経の乱れに繋がることも考えられるためです。
更年期による動悸が起きた時、自分でできる対処法はありますか?
以下に、更年期による動悸が起きた時の自己対処法をいくつか紹介します。
- リラクゼーション:ストレスや疲れを溜めないようにすることが、動悸の予防につながります。リラックスできる時間を作ったり、コーヒーなどカフェインの多い飲料を控えたりして自律神経を整えることをおすすめします。
- 生活リズムの見直し:朝起きて太陽の光を浴びて体をリセットし、夜は12時前までに寝る習慣をつけることで、自律神経のバランスを維持できるとされています。
- 適度な運動:リラックスして行える適度な運動もおすすめです。
- ツボ押し:急な動悸を抑えたい時に試してみたいのが、ツボ押しです。動悸に効果があるといわれるのは「神門(しんもん)」です。
- 市販薬・サプリメント:飲んですぐ動悸を抑えるような市販薬をドラッグストアで購入できるため、外出先で急に動悸が出て困るという方は持っておいても良いでしょう。
更年期の症状は、いつになったら落ち着きますか?
更年期の症状がいつ落ち着くかについては、個々の体質や生活習慣によります。
一部の女性は更年期の症状が数年で落ち着く一方で、他の女性は数年以上続くこともあります。
更年期の症状を和らげるためには、規則正しい生活を送り、適度な運動を行い、バランスの良い食事を摂ることが推奨されます。
また、更年期の症状が日常生活に影響を及ぼす場合、医療機関でのホルモン補充療法が効果的な場合があります。
適切な治療を受けることで、症状を改善できる可能性があります。
まとめ
更年期は、女性が閉経を迎える平均50歳前後の5年間を指し、この時期には女性ホルモンの減少が起こり、それが自律神経のコントロールを乱し、動悸や息切れなどの症状を引き起こすことがあります。
これらの症状は、日常生活に影響を及ぼすことがありますが、それが必ずしも更年期であるとは限らず、心臓などの重大な問題を示す可能性もあります。
したがって、自己判断せずに医療機関で受診することが重要です。
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