新生児・乳幼児の
病気やトラブル

「あれっ?なんだかいつもと様子がちがう……」、
「すぐに病院に行ったほうがいいの!?」そんなときこそ、
落ち着いて対応することが大切です。
新生児や乳幼児は、月齢や年齢によって
かかりやすい感染症などの病気が異なり、対処も変わってきます。
今回は、新生児・乳幼児の病気についてまとめました。

本コンテンツでは各疾患に対するケアなどを記載していますが、
疾患の診断には医師の診察が必要です。
こどもは症状を適切に表現できない場合もあり、
類似症状が出る疾患も種々あることから、自己判断をすることなく
「新生児・乳幼児の病気やトラブルで迷ったら」を参考に
対応するようにしてください。

新生児・乳幼児の
病気やトラブルで迷ったら

日本小児科医会のウェブサイトでは、いま受診すべきかどうか、家庭での対処法、電話相談、救急医療機関(いま受診できる医療機関)を探す、といった疑問や要望に応えるための「4つの救急医療情報ツール」(こどもの救急、こども救急ガイドブック、#8000、救急医療情報システム)を紹介しています。いざというときのために、それぞれの特徴をあらかじめ理解しておくとよいでしょう。

4つの小児救急医療情報ツール

出典 日本小児科医会小児救急医療委員会

6歳以下の小児が対象
「こどもの救急(ONLINE-QQ)」

2006年に日本小児科医会が作成したウェブサイトで、6歳以下の小児が対象となっています。すぐに医療機関を受診すべきかどうか、自宅での対処法などを知りたいときに便利です。また、一次救命措置(救急蘇生)や家庭内事故の予防に関する情報も提供しています。

地域の医療機関の情報も提供
「こども救急ガイドブック」

都道府県小児科医会や地元の小児科医が作成している冊子で、こどもの救急(ONLINE-QQ)と同様に、医療機関を受診する目安や自宅での対処法などを紹介しています。冊子はPDF化されており、ウェブサイトからダウンロードできます(各県のこども救急ガイドブックURL〔下記〕を参照)。地域の小児初期救急医療機関(夜間休日診療所、休患センター)のリストも掲載しています。

https://www.jpa-web.org/sharp8000/sharp8000_2.html#list(2025-2-25 閲覧)

こども医療電話相談「#8000」

夜間や休日に生じたこどもの症状への対処法、医療機関を受診したほうがよいのかなど、判断に迷ったときに電話でも相談できます。全国同一の短縮番号#8000からお住まいの相談窓口に自動転送され、小児科看護師(必要に応じて小児科医師)からアドバイスを受けることができます。

いま受診できる医療機関を探せる
「救急医療情報システム」

各都道府県がウェブサイト上で救急医療情報を提供しており、いま受診できる医療機関を探せます。フォームは統一されておらず、都道府県ごとに特徴があります。

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