
抜け毛が多い原因はシャンプー?
抜け毛の原因と対策
「最近シャンプー中の抜け毛が多い気がする」
「抜け毛が増える原因が知りたい」
抜け毛はある特定の原因ではなく、遺伝やストレス、生活習慣、間違ったシャンプーの仕方など、さまざまな要因が重なって発症します。
抜け毛を改善するためには、早めに専門医に相談してみることをおすすめします。
この記事では、以下の内容について解説しています。
- 抜け毛の種類と見分け方
- 抜け毛の原因
- 抜け毛の対策
抜け毛でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
また、あすか製薬は5~10本※の毛髪でAGAリスク及びDHT値(AGAの原因の一つである男性ホルモン)がわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を提供しています。
抜け毛の原因が気になる方や、将来的な抜け毛が心配な方はぜひ測定キットをお試しください。
※3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください。
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抜け毛がひどいのはなぜ?抜け毛には2種類ある

抜け毛は大きく「自然脱毛」と「異常脱毛」の2種類に分けられます。
髪の毛は自然脱毛によって日々抜けており、1日50〜100本程度の髪の毛が抜けていると言われています。
しかし、抜け毛がひどいと感じる場合は異常脱毛が原因の可能性も。まずは、自然脱毛と異常脱毛について詳しく見ていきましょう。
自然脱毛|一日の抜け毛本数は50本〜100本

自然脱毛とは、正常なヘアサイクル(毛周期)によって、髪の毛が抜けることを言います。
通常人間の髪の毛は、早期成長期・後期成長期から退行期と休止期を経て脱毛し、また新たな毛が生えてきて成長期を迎えるといった、一定の周期を繰り返しています。

髪の毛は自然に抜けるのが一般的なので、シャンプー時に抜けても特に大きな問題はありません。一日の抜け毛本数は50本〜100本と言われています。
しかし、シャンプー時の抜け毛量が多い場合や、髪の毛が成長していない細く弱い毛が多く抜ける場合は、異常脱毛の可能性があります。
異常脱毛|ヘアサイクルの乱れによる抜け毛

異常脱毛とは、髪の毛のヘアサイクルが乱れて早期に抜ける症状のことです。
具体的には、ヘアサイクルにおいて成長期の期間が短く、早期成長期から後期成長期を経ずに退行期へすぐに移行する状態です。

たとえば、以下の症状にあてはまる場合は異常脱毛の可能性があります。
- 抜け毛の本数が以前より増えた
- 抜けた毛が細い・弱い
- 毛根の色が全体的に白い
- 毛根の形が尖っていてくびれがない
通常、抜け毛は毛先から毛根にかけて次第に白くなっており、形はふっくらと丸みを帯びています。
上記のような症状がある場合は、異常脱毛の可能性があるので、早めに専門医に相談することをおすすめします。

抜け毛が多い|7つの原因とは

異常脱毛の原因は主に以下7つが考えられます。
- 加齢
- 生活習慣の乱れ
- 過度のストレス
- ヘアスタイルやカラーリング
- 紫外線
- シャンプーの仕方が間違っている
- AGA(男性型脱毛症)
抜け毛が多いと感じる場合は、これらの原因を疑いましょう。中でも、成人男性における抜け毛の原因の大半は、AGAによるものと考えられています。
また、いずれかの原因によるものではなく、抜け毛は複数の要因が重なって発症することが多いです。
それぞれの詳細について見ていきましょう。
原因①加齢

年齢を重ねると、頭皮が老化して徐々に硬くなっていきます。
頭皮が硬くなると血行が悪くなるので、加齢によって頭皮や毛髪に十分な栄養が行き渡らなくなり、ヘアサイクルが乱れます。
結果的に髪の毛が成長しにくくなり、髪が細くなって抜けやすくなるため、加齢は抜け毛が増える原因の一つと考えられています。
原因②生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れると、自律神経やホルモンバランスが崩れてしまいます。
自律神経の乱れは、ヘアサイクルに影響を与える上に血行も悪くなり、髪の毛の成長を妨げてしまいます。
そのため、たとえば睡眠不足や運動不足、偏った食生活といった生活習慣を送っている方は、抜け毛が増えやすい傾向にあります。
抜け毛が気になる方は、まずは生活習慣を見直しましょう。
原因③過度のストレス

過度なストレスも、ホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起す原因となります。
自律神経が乱れると交感神経が優位になり、心も身体も緊張状態となります。皮脂腺や汗腺が活発にはたらいて頭皮環境が悪化するほか、血管が収縮するので、抜け毛が引き起こされるメカニズムです。
ストレスがかかるとAGAの発症にも影響すると考えられています。
ストレスの要因は、性格による心理的要因のほか、仕事や仲間の人間関係といった社会的要因などさまざまです。
また、ストレスがかかると部分的な抜け毛ができたり、一時的に抜け毛が増えたりすることがあります。一時的に部分的な抜け毛ができて髪の毛が生えてこなくなる「円形脱毛症」も過度なストレスが原因です。
原因④ヘアスタイルやカラーリング

ヘアスタイルやカラーリングによっては、抜け毛が増えるので注意が必要です。
髪の毛を引っ張るようなヘアスタイルを長く続けていると、頭皮がダメージを受けて、髪が細くなったり弱くなったりします。
「牽引性脱毛症」とも呼ばれ、たとえば長髪の男性の場合、カチューシャをつけたり、前髪をヘアゴムでくくったりしている方はとくに気をつけましょう。
また、ヘアカラーやパーマも短い期間で繰り返せば、薬剤が髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。
そのほか、ワックスやヘアスプレーなどの整髪剤も長時間つけていると頭皮に影響を与えます。
原因⑤紫外線

紫外線は肌だけでなく、髪の毛や頭皮にもダメージを与えます。
長い時間、紫外線を浴び続けると軽い炎症が起こります。炎症を引き起こすと、頭皮が乾燥・硬くなることでさらには血行が悪くなります。頭皮の老化にもつながり、毛髪が育ちにくい頭皮環境となるため注意が必要です。
また、髪の毛の組織「キューティクル」がダメージを受けて、髪の内部からタンパク質や水分が失われやすくなります。
ハリコシのない髪の毛になったり、髪の毛がパサついたりなど髪質の悪化を招きます。
原因⑥シャンプーの仕方が間違っている

誤ったシャンプーの仕方には、次のものがあります。
- 爪を立てて力強く洗っている
- 洗浄力の強いシャンプー剤を使用している
- シャンプーのすすぎ残しがある
シャンプー時に爪を立てて力強く洗ったり、シャンプーのすすぎ残しがあったりすると、頭皮がダメージを受けてしまいます。
また、洗浄力の強いシャンプー剤を使用すると、皮膚が必要以上に洗い流されて、頭皮が乾燥してしまいます。頭皮はその乾燥を防ごうと皮脂を過剰に分泌するため、頭皮環境の悪化につながります。
原因⑦AGA(男性型脱毛症)

成人男性の抜け毛の主な原因は、AGA(男性型脱毛症)です。
AGAとは、主に頭頂部や前頭部の毛髪が徐々に薄くなっていく脱毛症のことを言います。一般的には20歳以降から発症し、年齢を重ねるごとに発症しやすくなります。
参考:日本皮膚科学会ガイドライン
AGAの発症の主な原因は、男性ホルモンの一種「DHT(ジヒドロテストステロン)」が、ヘアサイクルを乱すためです。
DHTは男性ホルモンの「テストステロン」と「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が結合して生成される男性ホルモンです。5αリダクターゼは頭頂部や前頭部に多く存在しているため、頭頂部や前頭部から薄毛が進行することが特徴です。
AGAは進行性の脱毛症のため、自然に治ることは期待しない方が良いでしょう。AGAが疑われる場合、まずは専門医に相談することをおすすめします。

あすか製薬は5~10本※の毛髪で、AGAリスク及びDHT値(AGAの原因の一つである男性ホルモン)がわかる「毛髪ホルモン量測定キット」を開発しました。
AGAの原因の一つとしてDHT量の多さが関係していると考えられています。毛髪ホルモン量測定キットは、毛髪内のDHT量を測定し、AGAのリスクを判定できるキットです。
また、毛髪ホルモン量測定キットに必要な毛髪量は、5~10本※です。
※3cm以上の毛髪を5本以上。長さが足りない場合は10本以上採取してください。
自宅で検査を受けられ、髪の毛を送付後は約2〜3週間で検査結果レポートをメールで送付いたします。
検査結果レポートでは、ご自身のAGAリスクだけでなく、医療機関への受診やセルフケアのソリューションをご提案しています。
※本キットはAGAかどうかを診断するものではありません。
抜け毛の原因が気になる方や、将来的なAGAリスクが不安な方は、ぜひ一度「毛髪ホルモン量測定キット」をお試しください。
抜け毛の対策・予防法

抜け毛の対策・予防法には主に次の5つがあります。
- 食事と睡眠を中心に生活習慣を見直す
- 頭皮マッサージをこまめに行う
- 紫外線から頭皮を守る
- シャンプーの仕方を見直す
- 専門医に相談し、AGA治療をする
それぞれの詳細について見ていきましょう。
食事と睡眠を中心に生活習慣を見直す

生活習慣の乱れはヘアサイクルに影響を与えます。
そのため抜け毛を予防するためには、食生活や睡眠不足、運動不足など生活習慣を見直す必要があります。
食事は1日3食しっかりバランスよく摂り、睡眠は1日に最低でも6時間以上はとることが大切です。
運動不足の方は、1週間に2〜3日ほど軽い運動を行って身体を動かす習慣をつけて生活習慣を整えましょう。
頭皮マッサージをこまめに行う

頭皮マッサージを行うことで、頭皮の血行が良くなり、髪の毛や頭皮に必要な栄養が行き届きやすくなります。
手の付け根のふくらみ部分を利用して、頭皮全体を動かすようにマッサージします。1日5分程度のマッサージを朝と夜に行うと良いでしょう。
紫外線から頭皮を守る

紫外線から頭皮を守ることで、髪の毛や頭皮への刺激を抑え、抜け毛を予防することができるでしょう。
紫外線から頭皮を守る方法には次のものがあります。
- 帽子を被る
- 日焼け止めスプレーを使用する
- ヘアオイルを使用する
晴れている時に限らず、天気が曇りや雨の日にも紫外線は降り注いでいます。外出する際は帽子を被る習慣をつけておくことが大切です。
髪の毛や頭皮用の日焼け止めスプレーを使用すると、より紫外線対策につながります。
また、ヘアオイルでケアするのも紫外線から頭皮を守る方法の一つです。帽子を被っていても紫外線を全て防ぐことはできませんが、ヘアオイルを使用することでダメージを抑えることが期待できます。
シャンプーの仕方を見直す

シャンプーの仕方を見直すのも、抜け毛予防につながります。
シャンプーは指のはらを使って優しく行い、38〜40度の適温でたっぷりのお湯を使いましょう。しっかり髪が濡れていない状態でシャンプー剤をつけると、髪や頭皮に刺激が加わる恐れがありますのでご注意ください。
シャンプー剤を洗い流す際は、髪の毛だけでなく頭皮にも残らないようしっかりと洗い流すことが大切です。
また、濡れたままの髪の毛を自然乾燥させると、髪の毛・頭皮にダメージを与えてしまうので、シャンプー後はドライヤーを使ってしっかりと乾かしましょう。
専門医に相談する

AGAによる抜け毛の場合、専門医に相談し、AGA治療を受けることで改善できる可能性があります。
AGA治療は大きく以下の4つがあります。
治療方法 | ガイドラインでの推奨度 | |
内服薬 | 抜け毛を抑える治療薬の服用 | 行うよう強く勧める |
外用薬 | 発毛を促す治療薬の塗布 | 行うよう強く勧める~勧める |
注入薬 | 髪の毛の成長を促す成分を頭皮に直接注入 | 行わないほうが良い |
植毛 | 自分の健康な髪の毛を採取して患部に移植 | 行うよう勧める |
AGAは自分自身で診断・治療するのは困難なため、基本的に専門のクリニックの受診が必要です。
「以前より抜け毛が増えた気がする」などの心当たりがある場合は、まずは専門のクリニックを受診し、必要に応じて治療を検討しましょう。
抜け毛に関するよくある質問

ここからは、抜け毛に関するよくある質問にお答えしていきます。
Q. 女性と男性で抜け毛の原因に違いはありますか?
基本的に違いはありません。男性も女性もストレスや生活習慣などによって抜け毛が発症する可能性があります。
ただし、抜け毛発症の原因は男女で傾向が異なります。
たとえば、男性の抜け毛の原因はAGAが大半です。
一方で、女性の場合は妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れやカラーリングによる頭皮への刺激、血行不良などが考えられます。また、女性型脱毛症「FAGA」による抜け毛も考えられます。
Q. 季節的な要因で抜け毛が多くなることはありますか?
季節によって抜け毛の量が増減する可能性はあります。
夏から秋の季節の変わり目は、夏に受けた紫外線ダメージによって抜け毛が多くなる傾向があると考えられています。夏は髪の毛や頭皮の紫外線対策も必要です。
また、冬から春にかけては花粉や乾燥の影響で抜け毛が増える傾向にあると考えられているので、保湿や花粉症対策を行いましょう。
Q. 中学生だけど抜け毛が多い…10代の薄毛の原因はなんですか?
中高生でも抜け毛に悩んでいる方は多いかと思います。
中高生の薄毛の原因は、生活習慣の乱れやストレス、誤ったヘアケアなどが考えられます。男性の場合はAGAも原因の一つです。
そのため、抜け毛が多い10代の方は生活習慣を見直したり、ストレスを抑えたりして改善を目指しましょう。
10代の薄毛の詳しい原因や対策については、以下の記事で解説していますのでぜひあわせてチェックしてみてください。
Q. 髪の毛を作るために欠かせない栄養素はありますか?
髪の毛を作るために欠かせない栄養素には以下のものがあります。
- タンパク質(アミノ酸)
- 亜鉛(ミネラル)
- ヨウ素(ミネラル)
- ビタミンA
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- イソフラボン
たとえば、牡蠣は亜鉛やアミノ酸、ビタミンB郡などを豊富に含んでいます。ほかにも、ナッツはタンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいる食材です。
ただし、いずれも過剰摂取は逆効果なので、バランスよく適量の栄養を摂取するよう心がけましょう。
まとめ:まずは生活習慣を見直し、「毛髪ホルモン量測定キット」でAGAリスクを把握しよう

抜け毛の対策に有用な方法は主に次の5つです。
- 食事と睡眠を中心に生活習慣を見直す
- 頭皮マッサージをこまめに行う
- 紫外線から頭皮を守る
- シャンプーの仕方を見直す
- 専門医に相談し、AGA治療をする
まずは生活習慣を見直し、頭皮ケアを行って、抜け毛改善を目指すことが大切です。
また、成人男性の場合、抜け毛の原因の大半がAGAによるものと考えられます。そのため、自分自身のAGAリスクを把握することが大切です。
最近抜け毛が気になっている方は、毛髪ホルモン量測定キットを使用して、自身のAGAリスクをチェックしましょう。

検査結果をもとに、クリニックを受診するかどうかを判断してみてください。
※医師の診断に代わるものではありませんのでご留意ください
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