抜け毛が増える7つの原因とは?対策・予防法や見分け方を紹介

抜け毛が増える7つの原因とは?
対策・予防法や見分け方を紹介

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#AGA #はげ #薄毛 #育毛

抜け毛が増えるのは遺伝やストレス、生活習慣などさまざまな要因が関係します。

条件が揃えば若い方や女性でも抜け毛に悩まされることがあり、誰にでも起こりうる可能性があるのです。

抜け毛を予防・改善するには、まず抜け毛の種類と原因を正しく理解することが大切です。

この記事では、以下の内容について解説しています。

  • 抜け毛の種類と見分け方
  • 抜け毛の原因
  • 抜け毛の対策

抜け毛でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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※本記事はあすか製薬グループの編集ポリシー及び運営体制による校閲テストをクリアして公開されています。

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抜け毛がひどいのはなぜ?正常・異常な抜け毛の見分け方

正常・異常な抜け毛の見分け方

抜け毛は大きく「正常な抜け毛」と「異常な抜け毛」の2種類に分けられます。

肌がターンオーバーによって日々生まれ変わっているのと同じように、髪の毛も成長と脱毛を繰り返しています。健康な人のヘアサイクルにおいて、1日50〜100本程度の脱毛が生じるのは正常な現象です。

参考:都民公開講座アンチエイジング「髪の健康を考える〜美しい髪で過ごすには〜」

しかし、抜け毛の量が明らかに多い(または抜け毛が急増している)と感じるならばヘアサイクルに乱れが生じている可能性があります。

正常な抜け毛と異常な抜け毛の見分け方を知るため、まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

正常な抜け毛

髪の毛は成長期・退行期・休止期と呼ばれる3つのサイクルを経て、成長と脱毛を繰り返します。

正常なヘアサイクルでは成長期が2〜6年ほど続き、ある程度伸び続けた髪の毛は退行期に入ると自然に脱毛します。その後、一定の期間が経つとふたたび髪の成長がはじまります。

髪の毛が生え変わることはごく自然な現象であり、1日50〜100本程度であれば正常な抜け毛だと言えるでしょう。

抜け毛の状態を見極めるには、抜け毛の太さや長さをチェックしてみてください。正常な抜け毛は毛根がふっくらと丸みを帯びており、色は白っぽいのが特徴です。

また、毛根には「毛根鞘(もうこんしょう)」と呼ばれるゼリー状のかたまりが付着しています。

毛根鞘は毛髪と頭皮をつなぎとめる接着剤のような役割を担うもので、毛根を薄く包み込む程度の量であれば正常な状態だと判断できます。

季節的な理由で抜け毛が一時的に増えることもありますが、髪質に目立った変化がなければ大きな問題はないと言えるでしょう。

異常な抜け毛

髪の毛は通常2〜6年かけて成長しますが、何らかの理由でヘアサイクルが乱れると髪の毛の成長期が大幅に短縮されます。

ヘアサイクルの乱れは抜け毛の増加に直結します。抜け毛の量が明らかに増えた、または急増している場合には異常な抜け毛と言えます。

加えて、十分に成長できないまま抜け落ちた髪の毛には以下の特徴が見られる場合も多いです。

  • 1本1本が細い、または柔らかい
  • 毛根の色が全体的に白い
  • 毛根の形が尖っていてくびれがない

急に抜け毛が増えたり、髪質が変化したと感じる方は早めに対策することをおすすめします。

抜け毛の違いと見分け方

正常な抜け毛と異常な抜け毛を比較し、見分け方について解説します。

  正常な抜け毛 異常な抜け毛
抜け毛の本数 少ない(50~100本) 多い(50~100本より大幅に多い)
抜け毛の特徴 ・1本1本の毛が太く、硬い
・毛根がふっくらと丸みを帯びており、色は白っぽい
・毛根には「毛根鞘(もうこんしょう)」と呼ばれるゼリー状のかたまりが付着している
・1本1本が細い、または柔らかい
・毛根の色が全体的に白い
・毛根の形が尖っていてくびれがない
・毛根鞘が確認できない。または極端に少ない

異常な抜け毛は、正常であれば2~6年かかるヘアサイクルが大幅に短縮されているため、十分に成長しきっていない毛になります。

抜け毛の数が明らかに多く、そのほとんどが細く柔らかい毛の場合は、異常な抜け毛である可能性が高いです。

抜け毛が多い・増える原因7つ

抜け毛が多い・増える原因

抜け毛が増える主な原因は次の7つです。

  • 加齢
  • 生活習慣の乱れ
  • 過度のストレス
  • ヘアスタイルやカラーリング
  • 間違ったシャンプー・ヘアケア
  • 季節の変わり目による抜け毛
  • 脱毛症によるもの

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

原因①加齢

年齢を重ねるごとに「毛包」と呼ばれる皮膚組織が小さくなります。(毛包のミニチュア化)

毛包は頭皮の内側で毛根を生成したり、髪の毛が抜けないように保護するなど育毛において重要な役割を担っています。加齢によって毛根の機能が低下すると、髪の毛が十分に成長できないまま脱毛してしまうのです。

毛包のミニチュア化は50代以降に多く見られると言われています。

参考:東京大学「歳を取るとどうして白髪や薄毛になるの?→西村栄美|素朴な疑問vs東大」

原因②生活習慣の乱れ

栄養バランスの悪い食生活や睡眠不足といった生活習慣の乱れもまた、抜け毛が増加する原因の一つです。

生活習慣で特に注意すべきなのが高脂質な食事です。2021年に発表された研究では、高脂肪食の過剰摂取や遺伝性の肥満が脱毛症の発症に関連するとの結果が報告されました。

脂質の多い食べ物を高頻度で摂取する人は、そうでない人に比べて毛包の働きが低下しやすいことが明らかにされたのです。

参考:東京大学医科学研究所「「高脂肪食などによる肥満が薄毛・脱毛を促進するメカニズムの解明」―幹細胞における炎症・再生シグナルの異常が毛包の萎縮を引き起こす―」

食生活以外では、睡眠の質も髪の成長に影響を与えます。

睡眠中は育毛を促す成長ホルモンが多く分泌されるのですが、睡眠の質が著しく低下すると成長ホルモンの分泌が阻害され、抜け毛の増加に直結すると考えられています。

原因③過度のストレス

過度なストレスは頭皮環境を悪化させ、抜け毛をはじめとするさまざまな頭皮トラブルを引き起こします。

精神的ストレスが続くと自律神経が不安定になり、ホルモンバランスが乱れます。ホルモンバランスの乱れは皮脂分泌を促すため、結果として頭皮のベタつきやフケ、抜け毛などのトラブルを招く恐れがあります。

さらに、ストレスを感じている間は心身が緊張状態にあるので、血管は収縮し血流が悪化します。

髪の原料となる栄養は血液によって頭皮へと運搬されるため、血流が滞ると育毛が阻害され抜け毛リスクが高まってしまいます

原因④ヘアスタイルやカラーリング

ヘアスタイルやカラーリングも、使用する薬剤や頻度によっては抜け毛が増える可能性があります。

髪の毛を引っ張るようなヘアスタイルを長く続けていると、頭皮がダメージを受けて、髪が細くなったり弱くなったりします。

このような症状は「牽引性脱毛症」と呼ばれ、毎日同じ位置で髪を結ぶ方や、帽子やヘルメットを着用する習慣のある方に多く認められるのが特徴です。

また、頭皮環境が悪化した状態ではカラー剤やパーマ液が刺激となり、一時的に抜け毛が増えることもあります。(薬剤が原因の抜け毛は一時的なものであり、頭皮ダメージが改善すれば抜け毛も落ち着くケースがほとんどです)

原因⑤間違ったシャンプー・ヘアケア

誤ったシャンプーやヘアケアもまた、抜け毛が増える原因の一つです。

ご自身の洗髪方法で以下に当てはまるものがないかをチェックしてみましょう。

  • 爪を立てて力強く洗っている
  • 洗浄力の強いシャンプー剤を使用している
  • シャンプーのすすぎ残しがある
  • 洗髪後濡れたまま放置している
  • ドライヤーを近距離であてている、あてる時間が長い
  • 洗髪回数が多い(1日2回以上)

シャンプー時に爪を立てて力強く洗ったり、シャンプーのすすぎ残しがあったりすると、頭皮がダメージを受けてしまいます。

また、洗浄力の強いシャンプー剤を使用したり1日に何度も洗髪すると、皮脂が必要以上に洗い流されて頭皮が乾燥してしまいます。

頭皮の乾燥は皮脂の過剰分泌や頭皮環境の悪化につながり、結果として抜け毛の増加を招いてしまう恐れがあるのです。

洗髪時以外ではドライヤーを使わない、あるいはドライヤーをあてる時間が長すぎるのも頭皮に負担をかける行為です。

原因⑥季節の変わり目による抜け毛

季節の変わり目、特に春と秋は1年を通してもっとも抜け毛が増えやすい季節です。

季節的な要因で抜け毛が増えるのは、自律神経やホルモンバランスの乱れが原因だと考えられています。

春と秋は環境の変化や寒暖差などで、知らず知らずのうちに心身に負担がかかります。その分交感神経が優位に立つ時間が長くなり、身体にもさまざまな変化が出やすくなるのです。

秋に関しては、夏に蓄積された紫外線ダメージが表面化しやすい季節でもあります。

季節的な抜け毛は一過性のものでありますが、根本的な原因が解決できないうちは春や秋が過ぎても抜け毛を改善するのは難しいかもしれません。

原因⑦脱毛症によるもの

抜け毛が増える原因には何らかの脱毛症を発症している可能性も考えられます。

よくある脱毛症の種類を以下にまとめました。

  • 円形脱毛症
  • AGA
  • FAGA・FPHL
  • その他疾患による脱毛症

円形脱毛症は自己免疫疾患や遺伝、アトピー素因などが関係する脱毛症です。頭部に円形型の脱毛斑が現れるのが特徴で、重症化すると脱毛が全身に及ぶ場合もあります。

成人男性の抜け毛は一番にAGAを疑います。AGAは男性ホルモンや遺伝が影響する進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部を中心に薄毛が進行するのが特徴です。

抜け毛や薄毛は加齢によるものというイメージがありますが、AGAは若い方でも発症する脱毛症です。早い方では20代前半に発症し、何も対策しなければ薄毛は進行し続けます

女性の薄毛はFAGAまたはFPHLと呼ばれ、加齢やホルモンバランス、過度なダイエットなどが原因で発症する脱毛症の一種です。

上記以外では特定の疾患や薬剤、外傷などの理由で抜け毛が増えることもあります。

コロナによる抜け毛の原因と対処法

新型コロナウイルス感染症の後遺症として抜け毛が報告されています。

コロナ抜け毛は免疫機能の低下や発毛に関わる組織がダメージを受けることで生じると言われていますが、はっきりとした原因は明らかにされていません。

現時点ではコロナ抜け毛に特化した治療がないため、経過を観察しながら自然治癒するのを期待するのが一般的です。

最近は一般的な薄毛治療で用いられるミノキシジルや漢方薬を処方する医療機関が増えているようです。有効性を示したケースも報告されているので、治療法が確立する日はそう遠くないかもしれません。

男女の抜け毛の違い

男性と女性では、抜け毛の原因が異なる場合があります。

男性の場合、主な原因は​​男性型脱毛症(AGA)です。一方、女性の薄毛の典型的な症状はびまん性脱毛症です。びまん性脱毛症には、女性男性型脱毛症(FAGA)や休止期脱毛症など、さまざまなタイプが存在します。

男性の抜け毛の特徴

男性の抜け毛の主な原因は、男性型脱毛症(AGA)やストレス、頭皮環境の乱れです。

男性型脱毛症は、男性ホルモンのテストステロンと頭皮に分布する酵素の5αリダクターゼが結びつくことによって引き起こされます。

ストレスも抜け毛の原因になります。ストレスがかかると自律神経が乱れ、血管が収縮し、髪に必要な栄養素が届かず、髪の成長が妨げられてしまうのです。

また、頭皮環境が悪化すると毛穴に余分な皮脂や炎症が生じ、発毛が妨げられてしまいます。

男性の抜け毛の特徴は、十分に育っていない短い髪が抜けることです。特に男性型脱毛症では髪の成長が妨げられ、成熟する前に抜けてしまい、結果的にその部分が薄くなります。具体的には、前髪の生え際が後退したり、頭頂部が薄くなるなど、さまざまなパターンがあります。

女性の抜け毛の特徴

女性の抜け毛の原因には、女性男性型脱毛症や休止期脱毛症、ストレス、そして頭皮環境の乱れなどがあります。

女性男性型脱毛症は、男性型脱毛症と同じメカニズムで進行し、ヘアサイクルが短くなることで引き起こされますが、主に薄くなるのは頭頂部や髪全体です。

休止期脱毛症は、妊娠中に体内でエストロゲンが多く分泌され、その結果、髪の成長期が長引くことから起こります。出産後にエストロゲンが急激に減少するため、一斉に成長期が終わることで、髪の毛が大量に抜けることになります。

また、女性も男性と同じように、ストレスや頭皮環境の乱れが抜け毛を増加させる傾向にあります。

抜け毛症状とAGAのセルフチェック

抜け毛の症状で特に注意したいのがAGAです。

AGAを発症してしまうと、何も対策しなければ症状は進行してしまいます。症状が進行してしまい、脱毛範囲が大きくなると治療にかかる費用も時間も多くなってしまいます。

AGAのセルフチェックをして、早めに対策できるようにしておきましょう。ここからはセルフチェックの方法を解説します。

通常、健康な毛根は通常、白色または透明で、毛球と呼ばれる小さな球のような構造が見られます。この毛球の役割は、髪の成長に必要な栄養素を供給することです。

毛根が細くなっていたり、無くなっていたりする場合、毛根が働いておらず、男性型脱毛症(AGA)の初期症状の可能性があります。

毛根の状態を確認するには、白い紙の上に抜けた髪の毛を置き、拡大鏡やスマートフォンのカメラで拡大して観察します。これにより、毛根の状態を詳細に確認することができます。

抜け毛の対策・予防法

抜け毛の対策・予防法には主に次の5つがあります。

  • 食事と睡眠を中心に生活習慣を見直す
  • 頭皮マッサージをこまめに行う
  • 紫外線から頭皮を守る
  • シャンプーの仕方を見直す
  • 専門医に相談し、AGA治療をする

それぞれの詳細について見ていきましょう。

食事と睡眠を中心に生活習慣を見直す

すぐにできる抜け毛対策の一つに、生活習慣の見直しがあります。

食事はタンパク質や亜鉛、ビタミンなど、育毛に必要な栄養を積極的に摂取しましょう。高脂質・高カロリーな食事を好む方は、量や回数を減らすよう意識することが大切です。

睡眠の質を高めるには、就寝前の入浴やストレッチがおすすめです。どちらも簡単に始められる方法なので、寝つきの悪い方や眠りの浅い方はすぐに実践してみてください。

運動不足が気になる方は、今より5〜10分多く体を動かすよう習慣づけましょう。適度な運動には、睡眠の質向上やストレス解消効果などさまざまなメリットがあります。

すべてを完璧にこなそうとするとハードルが高くなるので、まずは一つずつできることから取り入れてみてください。

頭皮マッサージをこまめに行う

育毛を阻害する血行不良は、頭皮マッサージで改善することができます。

マッサージといっても高度な技術は必要なく、指の腹で心地よいと感じる力加減で頭皮をもみほぐすだけです。1日5分程度、朝と夜に行うだけで血流量がアップします。

また、頭皮マッサージにはストレスを緩和する効果も期待できます。

ストレスも抜け毛が増える原因の一つであるため、血流改善とストレス緩和効果のある頭皮マッサージは抜け毛を予防するのに一石二鳥の方法と言えるでしょう。

紫外線から頭皮を守る

抜け毛を予防するには頭皮の紫外線対策も有効です。

紫外線ダメージから頭皮を守る方法には次のものがあります。

  • 帽子を被る
  • 日傘を使用する
  • 頭皮用の日焼け止めスプレーを使用する
  • 頭皮ローションやヘアオイルで保湿する

晴れている時に限らず、天気が曇りや雨の日にも紫外線は降り注いでいます。外出する際は帽子を被る習慣をつけるとよいでしょう。

髪の毛や頭皮用の日焼け止めスプレーを使用すると、より高い紫外線予防効果が期待できます。

紫外線を浴びてしまったあとは、ローションやオイルで保湿ケアも忘れずに行ってください。皮がむけるほどの重度の日焼けは医療機関を受診し、適切な治療を受けるのが望ましいでしょう。

シャンプーの仕方を見直す

シャンプーの仕方を見直すのも、抜け毛予防に有効な方法です。

【シャンプーの正しいやり方】

  • 38〜40度のぬるま湯で丁寧に湯洗いする
  • シャンプーを適量手に取り、軽く泡立てる
  • 指の腹で地肌をマッサージするように洗う
  • シャンプーが残らないようしっかりとすすぐ
  • タオルで髪の毛の水分を吸い取りドライヤーで乾かす

シャンプーは指の腹を使ってマッサージするように洗うのがポイントです。

熱湯は頭皮の乾燥を悪化させるため、お湯の温度は38〜40度に保ちましょう。シャンプーを洗い流す際は、髪の毛だけでなく頭皮にも残らないようしっかりと洗い流すことが大切です。

また、濡れたままの髪の毛を自然乾燥させると、髪の毛・頭皮にダメージを与えてしまうので、シャンプー後はドライヤーを使ってしっかりと乾かしましょう。

専門医に相談する

AGAによる抜け毛は治療で改善できる可能性があります。

AGA治療は大きく以下の4つ方法があります。

  • 内服薬
  • 外用薬
  • 注入療法
  • 植毛

AGA治療では内服薬、または外用薬を第一選択肢とします。治療薬にはいくつか種類があり、薄毛の進行レベルによって使い分けるのが一般的です。

早い方では3ヶ月頃から毛髪の変化を実感でき、治療を継続している間は効果が持続します。より高い効果を期待する方には、頭皮に発毛因子を注入する注入療法も推奨されます。

投薬治療で回復が見込めない重症例で、かつ後頭部に毛包が残っているような状態では、頭皮組織を薄毛部位に移植する植毛も有効です。

AGAは自分自身で診断・治療するのは困難なため、基本的に専門のクリニックの受診が必要です。

「以前より抜け毛が増えた気がする」などの心当たりがある場合は、まずは専門のクリニックを受診し、必要に応じて治療を検討しましょう。

頭皮環境を整える|おすすめのシャンプー

シャンプー

抜け毛を予防するには、毎日使うシャンプーにもこだわりましょう。

シャンプー選びの際にチェックしたいポイントは次の3つです。

  • 洗浄成分
  • 頭皮ケア成分
  • 添加物の有無

頭皮の負担を軽減するには、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

成分表に「ココイル」または「ラウロイル」からはじまる成分があればアミノ酸系シャンプーだと判断できます。(例:ココイルグルタミン酸TEA・ラウロイルメチルアラニンNA・ココイルグリシンKなど)

頭皮をいたわる成分は以下を参考にしてください。

成分 期待できる効果
グリチルリチン酸2K 炎症やアレルギーを抑える
イソプロピルメチルフェノール 頭皮の嫌な匂いを抑える
ピロクトンオラミン 抗菌効果があり、殺菌・防腐作用がある
ミコナゾール硝酸塩 フケやかゆみの原因菌の増殖を抑える
サリチル酸 抗菌作用・防腐作用がある

乾燥肌や敏感肌の方は、シャンプーに含まれる添加物の有無も確認しましょう。

【添加物の種類】

  • 界面活性剤
  • 鉱物油
  • パラベン
  • シリコン
  • 着色料など

抜け毛に関するよくある質問

よくある質問

ここからは、抜け毛に関するよくある質問にお答えしていきます。

Q.10代の薄毛の原因はなんですか?

生活習慣の乱れやストレス、誤ったヘアケアなどが考えられます。

また家族の薄毛が遺伝する可能性もあります。

10代の薄毛を改善するには、生活習慣の見直しやヘアケアなどが有効です。(薄毛治療は原則20歳以上でなければ始められません)

Q.抜け毛対策にサプリメントは有効ですか?

髪の毛の成長に必要な栄養素を補うには亜鉛やビタミン、タンパク質を含むサプリメントが有効です。

なお、サプリメント自体には発毛効果はないので、毛量を増やしたい場合には薄毛治療が推奨されます。

Q.育毛剤は抜け毛に有効ですか?

頭皮トラブルが原因の抜け毛には有効です。

育毛剤は頭皮環境を改善し、抜け毛を予防するためのヘアケア用品であり、それ自体に発毛効果はありません。
抜け毛の原因がAGAやその他の脱毛症であれば、育毛剤ではなく発毛剤の使用が推奨されます

まとめ:まずは生活習慣を見直し、「毛髪ホルモン量測定キット」でAGAリスクを把握しよう

まとめ

抜け毛の対策に有用な方法は主に次の5つです。

  • 食事と睡眠を中心に生活習慣を見直す
  • 頭皮マッサージをこまめに行う
  • 紫外線から頭皮を守る
  • シャンプーの仕方を見直す
  • 専門医に相談し、AGA治療をする

まずは生活習慣を見直し、頭皮ケアを行って、抜け毛改善を目指すことが大切です。

また、成人男性の場合、抜け毛の原因の大半がAGAによるものと考えられます。そのため、自分自身のAGAリスクを把握することが大切です。

最近抜け毛が気になっている方は、毛髪ホルモン量測定キットを使用して、自身のAGAリスクをチェックしましょう。

 

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