
※掲載社員の仕事内容・部署は取材当時のものです
社員紹介
H.N
臨床試験に関わるすべてのデータに精通し、
専門性を活かして新薬開発に貢献する。
臨床試験に関わるすべてのデータに精通し、専門性を活かして新薬開発に貢献する。
※掲載社員の仕事内容・部署は取材当時のものです

あすか製薬を選んだ理由
これからのデータマネジメントは面白い!
そう確信しました。
私はIT企業に新卒入社し、臨床試験で使用するシステム開発を通してデータベース構築、データフローの策定、プログラミングといったデータマネジメントには欠かせないITスキルを学び、CROに転職して統計解析業務を経験した後、2017年にあすか製薬にデータマネジメント職として入社しました。昨今の技術革新に伴い、臨床試験を取り巻く環境は日々変化していますが、データマネジメント職はその変化に柔軟に対応することが求められており、非常に業務範囲の広い仕事です。医療への貢献度の高い製品を数多く持つスペシャリティファーマであるあすか製薬の一員として、新薬開発のデータマネジメントを一手に担えることにとても魅力を感じました。また、働きやすい環境と、職場の雰囲気、人柄のよさもポイントでした。

現在の仕事内容・仕事のやりがい
データの信頼性を担保する - 高品質なデータとは? -
統計解析によって導き出される試験結果もデータ品質が悪ければ信頼性のある試験結果とはいえません。質のよいデータを集めるために、どのような目的で、どのような方法で、どのような手順で、どのような項目を収集するかを治験実施計画を練る段階で社内の関連部署と念入りに打ち合わせをして決定します。特に“データを集める方法”に関しては、患者さんが自宅からタブレット端末を操作してデータを病院に送信したり、ウェアラブル端末を身につけることで自動的にデータを集めたり、電子カルテから直接データをEDCシステムに同期させるなど、あらゆる臨床試験データを電子的にかつ効率的に収集できる時代になってきています。これらの技術を臨床試験に導入することは非常にチャレンジングですが、新薬をより早く患者さんに届けるために大変やりがいのある仕事と感じています。そして開発に関わった品目が承認されることは何よりもうれしく達成感があります。
働く環境
部門間交流で組織も活性化!
私の所属する開発本部では、失敗を恐れずに何事にもチャレンジすることを促進しています。何よりチームで取り組む意識が高いため、データマネジメント担当者であれば、自分の職種以外の担当者(クリニカルオペレーションや統計解析など)ともしっかりとコミュニケーションをとりながら、慎重に仕事を進めていくことができます。 最近ではオフィスリニューアルが行われ、座席のフリーアドレス化、カフェスペースの設置等、働きやすさを求めた取り組みや、社員同士の交流を促進するコミュニケーションを活性化する施策もあります。年代、部門、役職を問わず、さまざまな人と交流する機会が多いことは、モチベーションアップにつながっています。

これから挑戦していきたいこと
臨床開発でますます重要な役割となりつつある
データマネジメント職
あすか製薬のデータマネジメント職は、臨床試験の計画段階から最終的なデータの取りまとめに至るまで、臨床試験データの信頼性を担保することに主眼を置きます。最近では、デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が知られていますが、臨床試験でもDXは浸透しつつあります。DCT(Decentralized Clinical Trial)と呼ばれ、病院に来院せずとも臨床試験を実施することができる点が患者さんにとっても大きなメリットとなります。しかしながら、DCTを実現するためには、データ収集のためにさまざまなシステムを使用しますので、データマネジメント担当者の役割や負担も大きくなります。こういった課題に向き合い、一つひとつ解決していくことで、少しずつ実現に向けて挑戦していきたいと思います。
ONEDAY FLOW一日の流れ
08:00
出社
メールチェック・資料のレビューを行う
10:00
来客対応や部内での情報共有
12:00
社員食堂でランチ
13:00
連携業務
社内/社外の問い合わせに対応
15:00
ミーティング
社内/社外の関係者との会議
16:00
試験データレビュー
臨床試験の進捗状況等を確認
18:00
翌日準備
タスク整理後に退社する
