肝性脳症の症状

「肝性脳症」を発症すると、「意識障害」、「異常行動」、「はばたき振戦」などの神経症状が現れます。

異常行動
昏睡

肝性脳症では性格・行動の変化や意識障害など様々な症状が現れますが、症状がほとんどみられない不顕性の状態もあります。異常に気づきにくい不顕性の場合でも、テストやご家族のお話から肝性脳症とわかることがあります。

肝性脳症の分類

不顕性の肝性脳症の場合は患者さんご自身や、ご家族でも気づかない場合があります。放っておくと顕性の肝性脳症にまで至る場合がありますので、出来るだけ症状が軽い不顕性の時期に治療を開始することが重要になってきます。

監修:北海道大学大学院医学研究院 消化器内科学教室 教授 坂本 直哉 先生

※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。