急性肝炎とは、短期的に肝臓に炎症が起こる疾患です。
原因には、ウイルス性、自己免疫性、薬物性など様々なものがありますが、基本的には自然治癒します。
しかし、一部の方は(1~2%)は重症化し、劇症肝炎(急性肝不全)と呼ばれる重篤な病態に移行します。
以下のような症状があらわれることがあります。
- 発熱、喉の痛み、頭痛などの風邪の様な症状
- 食欲不振
- 全身がだるい
- 吐き気
- 腹痛
- 発疹
- 皮膚や白目が黄色くなる
- 尿が茶色くなる
監修:埼玉医科大学 消化器内科・肝臓内科 教授 持田 智 先生
※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。