非アルコール性脂肪肝炎

非アルコール性脂肪肝炎

非アルコール性脂肪肝炎は、ほとんど飲酒をしていないにも関わらず、アルコール性肝障害に似た、肝臓へ脂肪が蓄積し炎症が起こる病態です。肥満や糖尿病などの生活習慣病を合併する頻度が高く、治療しない場合には、肝硬変や肝がんなど、さらに重い疾患に進展していく場合もあります。

非アルコール性脂肪肝炎の治療

非アルコール性脂肪肝炎の治療

生活習慣病との関連が強いことから、生活習慣を改善していくことから開始し、肝硬変や肝がんなど、さらに重い疾患に進展しないような予防が治療のメインとなります。
生活習慣の改善効果が不十分な場合には、食事療法・運動療法・薬物療法を並行して行います。

監修:埼玉医科大学 消化器内科・肝臓内科 教授 持田 智 先生

※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。