劇症肝炎(急性肝不全)

劇症肝炎(急性肝不全)とは、肝臓の機能が急激に低下し、意識障害などの重篤な症状が現れる疾患です。
この意識障害は「肝性脳症」と呼ばれ、ひどい場合は昏睡状態に陥ります。

意識障害

劇症肝炎(急性肝不全)は、全身の臓器に障害を引き起こしやすいため、肝臓に対する治療だけでなく、呼吸や循環などの全身的な管理が必要になります。

監修:埼玉医科大学 消化器内科・肝臓内科 教授 持田 智 先生

※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。