肝硬変の分類

肝硬変は重症度によって分類され、治療法を決定します。分類は、表にある『Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類』を用います。表の項目に合わせた検査結果を基準として、5項目の合計点数により、3段階(グレード)に分類します。

Child-Pugh(チャイルド・ビュー)分類

グレードA

軽度の肝硬変で肝臓の機能がなんとか保たれている状態です。(代償性肝硬変といいます。)

グレードB

中程度の肝硬変で、軽度な合併症(症状)がみられます。(非代償性肝硬変といいます。)

グレードC

重度の肝硬変で肝臓の機能が維持できなくなり、様々な合併症(症状)があらわれます。(非代償性肝硬変といいます。)

監修:埼玉医科大学 消化器内科・肝臓内科 教授 持田 智 先生

※ここでの情報はあくまで基本の情報であり症状は人それぞれで違う場合もあります。不安な点は主治医、肝臓専門医等に相談してください。